「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「手も足も出ない、のか?」

2022年05月28日 | カープ一喜一憂

          

プロ野球5月戦線が佳境を迎えて、セントラルリーグの中では、3位につける我が愛する広島カープさん。目下貯金6、ウッシッシ!。
と思ったのはたった5日前。カープにとって文字通り鬼門のセ・パ交流戦が始まって5日が過ぎた。その間5試合が行われた。1つ勝って4つ負け。
早くも借金を3つ減らして残る貯金は3つ。戦いぶりはといえば、手も足も出ない大差の付いた負け試合。惨めこの上ない。

セリーグでは5勝・4勝を挙げているエース級であるはずの二人が、ソフトバンク相手に二試合で二人ともエースの片りんも見せず、完膚なきまでに叩きのめされる。序盤の3回を終えたところでテレビを切って畑の草取りに出る始末。反撃などという言葉も浮かばないお粗末野球。
相手投手のスピードにまるでついて行けない。こちらの直球も変化球も、まるで上から目線で見降ろされているかの如くはじき返される。
遠藤という6番手の投手が踏ん張ってようやく1つ勝ったら、昨年の最多投手に輝いた九里もダメ。大瀬良、森下もヘビに睨まれたカエル同然。

目下、ロシアによるウクライナ侵略戦争で話題になっている、自己防衛力の増強の中で「反撃能力」という言葉が使われている。最初は「敵基地攻撃能力」という言葉であったようだが、あまりにも直接的表現であり、先制攻撃の匂いがするという配慮から、少しゆるめな表現に変わっていった。
自身を守るには、言葉などどっちでもいい。守り通す力を蓄えること、守り通すには何を為すべきか、国民みんなでしっかり考えたい。

ちょっと比喩が大きすぎて物騒な話になりかけたが、そうではなくて、セリーグであろうとパリーグであろうと、おのれの持つ力を出し切って欲しい。少なくとも初めっからオドオドして独り相撲をとらないでよ、と言いたい。カープの強みである全員が繋ぐ野球を維持すれば、チーム打率は1位なのだからどこにも遜色はないはず。打者の繋ぐ意識までくじいてしまう序盤の戦意喪失の戦いぶりは惜しいよねー。

交流戦始まる前の6つの貯金が、いくつの借金となってしまうのか。それとも、一つでも二つでも貯金を殖やせるのか。
明日も含めて13試合ある。投げる選手でも打つ選手も、ファン孝行できる選手の出現が待たれる。遅きに失しないように!!

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