「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「迎え撃つミサイル!」

2020年06月16日 | ニュース・世相

         

またまた厄介な問題勃発である。「大山鳴動ネズミ1匹」に終わればいいのだが。
小心者の小生個人的な感想としては、現在の国内コロナ禍に匹敵するか、それ以上の深刻な危機となりそうな心配をする。
我が住む山口県と、東北秋田県に計画されていた、他国からの弾道ミサイル迎撃システム「イージスアショア」配備構想の、事実的撤回が発表された。
「イージスアショア」を振り返っておくと、レーダーやミサイル発射装置で構成する陸上配備型の弾道ミサイル迎撃システムとある。

どれだけの軍事資金を注ぎ込もうと、配備施設周辺住民に恐怖を与えようと、無謀な相手国が弾道ミサイルで攻撃して来た時に、我が国内のどこにもミサイルが落下しないよう空中で敵のミサイルを迎撃する。早い話が迎えて撃ち落とすということなのである。
そこで、チコちゃんではないが素朴な質問をしてみたくなる。「なんで? 迎え撃えつ準備をする前に、はなっから弾道ミサイル撃たせないようにしないの?」ミサイル発射の危険性があるのなら、発射させない根本的な方法を考えるべきじゃないのかな~。

この迎撃計画廃止によって、またまた国会は「嘘をついた」「いや計画の見直し」という本質を忘れた目先の議論に終始するのだろう。
確かな与党責任者と、賢い野党の代表が膝を交えて「日本国の国防の本質」みたいな議論を展開してみればいいのに。党利党略だけにとらわれずに。

弾道ミサイル撃ってくる、攻撃を仕掛ける「北」と呼ばれるお国は、「外国の核攻撃から自国を護るためには、完全核武装し、核攻撃には核攻撃で応じる」という主張を繰り返している。しかもいつでも先制攻撃のチャンスを窺う。国家体制維持のためなら何でもやりかねない危険極まりないお国柄である。そんな相手を「迎え撃つ」などという手ぬるさが間に合うのだろうか。
かの国のいう「核武装の拡大こそ、他国からの最大の核抑止力」になるという主張もあながち間違ってはいない。ならば、こちらもかの国の言う通り、核抑止力を保持したらどうだろう。おいしいことばかり言っても国家は守れない。などという議論を国会のセンセイにお願いするのは無理でしょうね。
などということこそ暴論と一蹴されるのかもしれないが。

北と南の交流拠点であったはずの建物が、一方的に跡形もなく爆破されたニュースが飛び込む夏の宵。なんとも暑苦しいね~。
賢明な解決方法を模索するステージが設定できればいいが。恫喝の延長線であることを願いたい。

 

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