宿題終わった~ バンザーイ
新型コロナ感染拡大で中断されていた、地元小学校の宿題サポートボランティアが再開された。中断以前に参加していたこともあって、今シーズンもお声が掛かって来た。
3年生以上の、学校から帰ってすぐに宿題の出来る環境にない子どもたちが、午後4時にコミュニティルームに集まってくる。笑顔でやって来る子、仏頂面の子、半分逃げだしたい顔の子、それぞれで面白い。
笑顔で迎え入れる私たちに、愛想をしたり敵対視したり対応も様々。
夏休みなどの長期休暇で宿題の進行具合をチェックするのは、孫君たちのお付き合いで慣れているはずなのだが、他人様のお子さんは勝手が違う。なんかいいところ見つけて褒めることから始める。中には妙にウマが合って「○○さん、音読を聞いて」などと指名してくる子もある。ボランティア冥利に尽きる一瞬である。
どの子にもかけがえのない父親がいて母親がいる。各家庭で大切に育てられているのがよく解ってホッとする。色んな形で小学校児童と関わりの多い地域活動ではある。夕方4時からの30分を抜かれると、午後の大半をこの宿題サポートに食われてしまう不便さもあるが、そこは「地域の子どもは宝物」「子どもは地域でそだてるもの」という大原則に沿って、老いの微力を捧げている。
そんな気持ちを映してくれているのか、まん丸のお月さまが煌々と地上を照らしている。日にちが変わるころから満月になり「ウルフムーン」と呼ぶのだという。
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