「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「アサガオ一輪!!」

2023年06月26日 | 季節の移ろい・出来事

                       

オーシャンブルーのアサガオ一輪、今年の一番咲きが今朝早その可憐な姿を見せた。意外に早く咲いたね~などと思っていたら、実は昨年より1週間遅れの初咲きである。
3年振りにプランターの土を入替え肥しも少し混ぜて、丁重に新しい苗を植えた。

本来なら、宿根のオーシャンブルーは昨年の根っこが地中に根を張っていて新しい苗を植える必要ない。地中で冬を越した新芽が春を待って吹き出していたのに、2月の大寒波のときに手当を怠ったために、新芽が完全に凍傷を起こして敢え無く枯死してしまった。「手当をしなくてごめんね」の気持ちを込めて今年は特に力を入れて育てた。もう少し成長したら完全な西日除けとなり、花すだれとなって我が家やクルマを守ってくれる。

人間の利害の根幹がどこにあるのか、我が身を守るためなら何が起ころうと、どれだけの人が苦しもうとお構いなしの混とんとした世界の中でも、土を耕し種をまき、太陽の恵みの中で水やりをする。そうすると間違いなく芽を出し枝葉を広げて花を咲かせるし実もつける。
そういった穏やかな安穏とした世界は誰もが望んでいるはずなのに、安穏が続くと退屈を感じ始めて大きな我欲を芽生えさせる人間という厄介者。

富もなく食料さえままならない自国民同士が宗教や主張の違いから内紛を起こし、殺し合い奪い合って益々国力は衰え貧乏になっていく。
その逆で、有り余る物資とあふれる人間を動員して世界の秩序や安定的共存を、腕力を背景に捻じ曲げようとする横暴がまかり通る世界。
国連だの安全保障会議だのという世界の警察権を持つはずの会議が全く機能しない。やがて地球全体が火の玉になるのではと心配する。
戦争に負ける悲惨さや戦争そのものの愚かさを知らない、裕福な若旦那育ちの年代が世界に君臨する現代。コロナ禍どころではない威圧感だね~。

そういった世界を少しでも鎮めるためにも、今を大切に緑を増やし、穏やかに静かに暮らす癖をつけておきたいものだと、初咲きのアサガオに祈ってみたくなる。

コメント
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