厳しい入院生活を思い出す。
「苦しかったな~」「こんなノー天気な私でも強烈なストレスを感じたな~」と思い出すのが、あの左肩腱板断裂修復手術の一連である。
昨年11月14日入院。翌15日が手術。その夜から約24時間、唸るような痛みにさいなまれた。今日はあの手術執刀の日から丸半年と1日である。
手術前の担当医の説明で「完全復帰までに半年はかかりますよ」と明言された。リハビリ担当の療法士さんからも「全治半年は覚悟してください」と念を押されてきた。
あの日から半年が過ぎた。自分なりの判定では完治など程遠い話。まだまだゆっくり時間をかけて左腕全体の可動域を広げないと、痛みはそこここに残っていて未だ半人前状態である。これは誰のせいでもない。自己責任が大きなウエイトを占めていることは本人が一番よく心得ている。つまり家での辛抱強いリハビリが不足しているということ。安きに走り難きを避ける典型的なエゴイズム。身勝手。
自家用リハビリの色んな方法を教わってはいる。それなりのグッズも手にしている。あとは実行・反復・継続・・・これが出来ていれば、もっとあれこれ可動出来るのかもしれないが、少し無理な動きをすると脂汗が流れ、自分でやって自分でアイタタッ!と訴える。すぐに勝手に辞めてしまう。これがいけない。分かっちゃいるんだけど、などと甘えてちゃ益々回復が遅れそう。
リハビリに行くと、かなり厳しく曲げ伸ばしされる。そのたびに顔をしかめ、身体をよ痛さを痛さを耐える。これを自分ちでもしっかりやればいいのにね~。
自分で自分に活を入れるのが特にこの頃は億劫になってきた。そのくせ、孫君や他人に対しては結構言いたいことを言っているんじゃないだろうか。人が嫌う典型的な「勝手ジジイ」を演じているのかも。あ~イヤダイヤダ!