「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「長夜の夢を・・・」

2021年09月11日 | ニュース・世相

9月11日。思い出すのはあの、ニューヨーク世界貿易ビルへの旅客機衝突のショッキングなニュースである。
映像はと言えば、まるで夢か、SF動画でも見ているような、信じられない光景が20年前のテレビ画面に映し出された。何の罪もない人たちが搭乗した旅客機2機が、当時のテロリスト集団によってハイジャックされた。そのまま、旅客機2機は世界貿易ビル目がけて体当たり。無残にもビルは崩れ落ちた。
3000人近い人の命が一瞬にして奪われたあの、アメリカ同時多発テロから今日で20年になる。その後間もなく始まった、アメリカを中心とする連合軍対テロリストの泥沼の戦争は、大きな犠牲や爪痕を残して曲がりなりにもひとまず終結した。

正義とは何か。この戦争によって明るい未来を迎えられた人がいるのか。答えが出ないままである。ということは、対テロ戦争が完全終結したとは思い難い。再び20年前に戻る可能性は秘めているのではないかと気に掛かる。

20年前の9月11日が第1回目の「長夜の夢を覚ます」であったのだ。つまり、思いがけない大事件が平和に慣れた人を驚かすことを、事実として目に前に知らしめた。
今後第2回目の「長夜の夢を覚ます」ようなことは、絶対に起きないで欲しいと願うばかりであるが、確かな保証などどこにも見当たらない。

多くの犠牲者を悼む20年目の追悼式典は、本当の意味で「世界の人類の平和」を祈る式典になって欲しい。

かつてフロリダ州に住んでいた同級生から、当時の生々しい写真を数多く送ってもらってはいるが、PTSD等の問題もあり、今回は画像の添付を遠慮させて頂きます。

コメント (2)
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