「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「ジャガイモの花」

2015年05月16日 | 晴耕雨読

                   

5月半ばにして早くも夏日や真夏日の到来がニュースの主役を張り、熱中症で病院に搬送されたという救急車の画像がテレビ画面に流される。
我が住む町は、幸いなことに適度な日照りが大地をあたため、同じように適度な雨が大地を潤してくれる今年。
畑にとっては最高の循環が作物を太らせるようである。同時に、畑周辺の草の成長も半端ではない。里の草刈り機を借りて汗を流す。

そんな好天に恵まれて、タマネギもジャガイモも、ニラもニンニクもとてもよくできた、と思いたい。
タマネギは上から見れば一目瞭然。玉の大きさがちゃんと目に見えるので「オ~玉太りは順調じゃ」とはっきり言える。
ニラも、すでにギョーザのネタになったが、2回目3回目が新たな芽を出し、青々と茂るので成長の度合いが分かる。

問題はジャガイモ・ニンニクなど根菜の成長具合を予測する場面である。
なんせ素人菜園、まだ経験の浅さが災いして、茎の下の発育ぶりがなかなか読み切れない。
そんなとき、表面に出ている様子、つまりジャガイモなら、茎の肥り具合・勢い・色などでおおよその見当をつける。さらに決め手は「花の咲き具合」
ということになるだろうか。勢いのいい青黒い葉っぱを押しのけるように、ふんだんに花を咲かせる様子は「今年は期待できる」と自画自賛のニヤリ!

茎の勢いがよくてお天道様に恵まれたら特に問題ないじゃん、と思われそうだが、そこが素人の浅はかさ。
『その勢いの本質を読みながら「追肥」の加減を考える。追肥の成分も重要となる。やり過ぎると枯れる。』
こんな話をする同級生の受け売りで、イッパシげなことを言っているだけの話である。

野菜も子育ても似たようなもので、成果・結果を気にするあまり、性急に発育を促すと途中で枯らしてしまう危険が伴うということ。
孫兄ちゃんは今年中学3年生。高校受験という試練を控えている。さーどうする。
彼には彼の長~~い一生がある。叱咤激励という肥やしをほどほどに、ゆっくり花を咲かせる時節を見守っていくのかな~
そうなると、まだ完全に成長していない茎が、風や雨に叩きのめされる危険からは守ってやらねば・・・。

コメント (4)
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