「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「季節は鯉・こい、なのに」

2015年05月02日 | 季節の移ろい・出来事

                          

                 ♪♪  いらかの波と雲の波、重なる波の中空を、橘薫る朝風に 高く泳ぐや鯉のぼり  ♪

本来ならこの季節、皐月の空を悠々と泳ぐ鯉のぼりの如く、広島東洋カープの躍進が見られるはずなのに。
今年に限っては一向にその気配さえ見せない。なんともはやじれったい負けっぷり、吐き出したくなるような貧打稚拙な野球にウンザリする。

確かにメジャーリーガー黒田のカープ復帰は、世界の注目を集め、話題が話題を呼び、経済効果たるもの果てしなく広がる様相である。
そういった営業面での利点で観客動員が伸び続けている。今はそれでいい。先ずはファンが付いてくれないことには話にならない。
ところが、5強1弱の今の状態が続けば、いくらお人好しのカープファンでも、やがて見切りをつける時が来るのではないか、と心配する。
4月を終わった時点で9勝16敗。唯一10勝に達していないのがカープだけ。昨夜も負けてついに借金は8。

完封負け試合が多く、他チームがうらやむ投手陣もまだ1勝もできない投手もいる。1点差負けが12試合。如何に貧打かよくわかる。
打者は投手を成長させ、投手は打者を育てるという。打者よがんばれ。年俸はグラウンドに撒いてある。
それにしても一軍がこれほどもたついている中で、二軍は絶好調。その中には一人や二人シュアーな選手がいるだろうに。
特に今年のような一軍なら、二軍から這い上がるのに絶好のチャンスと思う。かつての4番バッター栗原などは全くお呼びもかからない。
何をモタモタしているんだろう。

・・・ ・・・ などと、自分の仕事が一段落したからといって、強くないカープのアラ捜ししても仕方がない、と自分でも思う。
そうは言いながら、ついついテレビのチャンネルを探し回ってカープの応援をしている。でもまた負ける。途中でチャンネルを変えることが何度あるんだろう。それでも止められない。最後はまたカープ中継にに戻して、相手チームのヒーローインタビューに舌打ちする。

観なきゃいいじゃーという声が聞こえるが、それができれば苦労はない。問題解決策は、カープに奮起してもらうことだけである。
いっそ雨が降ってしばらく中止になればいいが、ドーム球場があるところでは雨も関係ない。困ったもんだ。

などとウダウダ愚痴を並べていたら、なんと小窪選手が代打満塁ホームラン。今夜勝ってようやく10勝のラインへ。
いよいよ明日から5月反攻か・・・・・・と、やっぱり期待してしまう。勝って勝って勝ち抜いてこそ、黒田の男気が生きてくる。
明日もがんばれ、愚痴りながらも応援はするから。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

横幅を広げる

一行の文字数を増やしたい