「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「しまなみウオークⅡ」

2015年05月09日 | 旅行・レジャー

       
              西瀬戸自動車道(しまなみ海道) 多々良大橋1480m           多々良大橋中央付近の看板

「絶景のしまなみ海道ウオーキング」ツアーに申し込んでいた。
いずれも日帰り、全3回の行程で今回は2回目。多々良大橋を歩いて渡るコースに参加した。

あいにくの小雨模様。傘が要るほどではないが、降らないというわけではない、というへんてこりんなお天気。
これが快晴なら、随分遠くまで望める、瀬戸内海国立公園の他島美、きれいな海の景色を満喫できたのであろう。
そう思いながらも、この曇り空には曇り空でしかない、また一種違った風景が見られたのは、それはそれでよしとしよう。

今回は、正式名を「西瀬戸自動車道」通称「しまなみ海道」のうち、前回紹介した、耕三寺や平山郁夫美術館のある「生口島(いくちじま)から、広島・愛媛両県の県境をまたぐかたちで架かっている多々良大橋1480mを歩いて渡るのがメインのバスツアーである。
な~んだ、たったの1480mか、などと鼻で笑うのは早計である。橋のはるか手前の駐車場でバスとお別れ。歩き始める。

巨大なハープか、白鳥が大きく羽を広げた姿を想像させる多々良大橋。斜張橋としては世界一の規模を誇る。その雄大さ、見事さは、この足で歩いて渡り、時に見上げ、鳴き龍の声を聞いてこそ実感できるというもの。
県境を越えて渡った先は瀬戸内海で4番目に大きな島「大三島」のしまなみ公園を目指す。歩き始めから終点まで全長4kmのコース。そのうちの
1480mが橋の部分ということである。

四国へのバスツアーなどで何度か渡っている多々良大橋。高速でぶっ飛ばし、時間短縮が何よりの手柄になる高速道路の、今一つ違った側面、つまり、これほど巨大な建造物も元はと言えば、人間の手と知恵が、全ての部分で息づいているの思い知るときである。

正直なところ、4km歩いたとはいっても、起伏もない平坦なアスファルト道路。涼しさもあってタオルを使うほどでもない距離と行程、いささか物足りなさは残った。でもまあ参加者の年恰好を考えれば、これくらいがちょうどよかったのかも、などと勝手に思う。
次回の最終回は、来島海峡大橋三橋を全て歩く6kmコース。6月の蒸し暑さの中を挑戦ということになる。

なんでお金出してまで遠くに出かけ歩くのか?確かにそうだ。近くにいっくらでも歩くところはあるじゃん。
そうはいかないのだ。バスで遠くまで出かけ、見知らぬ土地を踏破する。ここに意義があるのだ・・・という「ことにして、次回を楽しみにしている。

 

コメント (4)
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