「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「GNO」

2015年05月05日 | 晴耕雨読

                       

何もしなくても2日の土曜日から6日水曜日まで、5連休のGWを満喫した人も多かったのだろう。
ごった返す人混みや交通渋滞はできる限り避けたいと願う高齢者にとっては、GWだからと言って特に外出予定を立てるでもなかった。
急遽孫兄弟に頼まれて、近くの花火大会に出かけたくらいのものである。

だからといって、特に読書に親しむとか、新聞にじっくり目を通すとかいう格別なことをするわけではない。
但し、今日に限っては新聞の「読書」欄から拾った、新刊書籍の話題をひとくさり、柄にもなくご披露してみたい。
ということで、ジャイアンツ相手に大勝して喜ぶカープ選手の写真とは、直接関わりのない内容であることを先ずはお詫びしておきたい。

見城徹著「たった一人の熱狂」という新刊が話題になってますよ・・・というお話。
かつて、角川書店でヒット作を量産したスーパー編集者が、堀江貴文氏と藤田晋氏が始めたソーシャルメディアで、昨夏から発信してきた言葉を基にした書き下ろしだそうである。

そこに出てくるイニシャルにふと目が留まった、「GNO」
「ジャイアンツの長嶋・王さん」という意味ではない。「ジャイアンツノー」という意味でもないようだ。
ここでいうGNOは、G=義理。N=人情。O=恩返し。ということで、人間が成功を収める一つの要件として、義理と人情、恩返しという人間の深層にひそむ心のよりどころをないがしろにしてはならない。つまり、そういった感情を大切にしなければ本当の成功は難しいのではないか、という解説である。

もっといえば、「小さなことでも真心込めろ」「地味な雑用でも自分の心がけ一つで黄金の仕事に変わる」と熱く語られているのだそうな。
「相手を一発で口説き落とせるキラーカード」を多く胸に秘めて行くように、懐の深さを養っていくことが肝要と。
同じカードでも、量販店のポイントカードばかりでは、いくらあっても大したことにはならないとの皮肉も付け加えられていた。

10枚などと大きな望みは言わないが、せめて1枚でもキラーカードなる物を胸の奥にしまっておきたいものだ。
その上で、昔かたぎだと笑われようが、義理と人情恩返し、「GNO」を改めて胸に刻んで生きてみたいと思うのだが・・・。

コメント (4)
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