「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「選挙戦たけなわ」

2013年07月07日 | ニュース・世相

               

鳴り物入りで政権の座に着いた民主党。その政権公約の不履行や内輪もめ。全く出来もしない空約束を見破られた国民から見放され、凋落の一途をたどった感のある3年半。あの居丈高に大ナタを振るったつもりの事業仕分けなど、どこに行ってしまったのか。いずれにせよ昨年秋に再び政権交代。自民党の世になった・・・ひとまず安心。というのが大方の論評である。個人的見解もすこしある。

そんな自民党が野党から与党に返り咲いて初めての国勢選挙。
国会の衆参ねじれ現象解消を目指す一方、憲法改正論議を高めようと標榜する自民党に対する、国民の意思確認のような今回の参議院選挙なのかな。大きく間違っていないとすれば、そんな側面を持つ大事な選挙であろう。

大小合わせて9党ある。それぞれが「私は日本国家の在り方をこう考える、こうしたい」と言葉は威勢がいい。
が、どうかすると、それぞれが一匹オオカミで他との妥協を許さず、己の主張を繰り返すだけに終わってしまう小さな政党もある。
小さな政党に存在価値がないなどと言うのではない。ただ、反自民・反与党・反憲法改正・・・などを訴えるのなら、何故それらの勢力を結集しようとはしないのか。マイク片手に、片方の手を振り上げて訴えても、所詮自分の所属する政党のPRにしか聞こえない。
本当に日本の国家を守ろうと言う意気込みがあるなら、小異を捨てて大同団結して、力を蓄えて与党と対決するがいい。

ところが、大同団結したつもりの集団の親玉が、ついつい己の力量を過信して、路線の方向が気に入らなくなったらそんな集団をおっぽり出してまた他との連携を探る。という愚を繰り返しているようでは、どうも政治家に対する全幅の信頼が揺らぐな~。

・・・ ・・・などと肩に力が入り過ぎると『出来もしない相手に、それ以上の真剣さを求めるのがアンタの悪い癖よ』などと言われそうである。さらに『ちょっと力を抜けや、じゃないとおまえのまわりのひとはみんな、いつか息を詰まらせる。大き過ぎる期待や要求は毒だ。おまえ自身だって、求めただけの反応を得られず、やがて疲れてしまうだろう。疲れて、諦めて、だれにも頼れず一人になってしまう』 そんな声が聞こえそうである。 

最近手に取った本にこんなことが書かれていた。今の政治に対する思いと、この言葉が合致するのかは疑問であるが、自分に優しく他人に厳しい自分自身を反省しながら「どこかで書き残しておきたいフレーズだ」と思った次第である。

コメント (6)
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