フリーランス的発想のススメ

~フリー満喫講座~

ドライヴ

2015年02月26日 | ヨーロッパ・その他


監督:ニコラス・ウィンディング・レフン
主演:ライアン・ゴズリング
   キャリー・マリガン
   アルバート・ブルックス

 シビレた。カッコよすぎて(笑)とにかく主人公が寡黙で、いっさい自分のことを語らないため、何を考え、次に何をするのかが、まったく分からない。同じ感覚に陥った映画といえば「ジャッカルの日」。ジャッカルはフランス大統領の暗殺を請け負ったプロのスナイパーで、何もしゃべらない。ただ黙々と暗殺の準備をするだけ。次の行動がまったく読めないので、いつ実行をし、どういう展開になるのか分からなかった。
 ジャッカルというのはコードネームで名前ではないんですが、この「ドライヴ」の主人公にも名前がない。周りからはドライバーとだけ呼ばれていて、凄腕のドライブテクニックで、映画のカースタントや、夜は「逃がし屋」として逃走の手伝いをしている。どこから来たのか、誰も知らない。本人も語らない。謎すぎる主人公。前半はそういう「謎」の部分はあまり気にならなかったけど、後半は主人公がいままで何をしてきたのかが、気になってしょうがなかったなぁ~。
 もう1つ、主人公が「謎」の映画といえば「ジェイソン・ボーン」シリーズ。記憶喪失なので、自分で自分が分からないから、観てるコッチも分からない。この「分からない」ことが、ハラハラさせるんですよね。展開が読めないし、予想しても裏切られる。ぜひ「ドライヴ」を観て、予測のナナメ上を走り続ける展開に、最後は「カッコええやん!完敗!!!」と叫んでほしいです・笑(サソリのスタジャンが、いい仕事しています。☆☆☆☆☆☆☆☆☆)

オープニングシーン ↓

最新の画像もっと見る

コメントを投稿