1人から騒ぎ

　今日は朝から大変な騒ぎでした。小泉さんの靖国参拝の件ではありません。（このブログで『靖国神社』の話が出来る程、私は『靖国』の事を知りません。ただ、マスコミが急に小泉さん寄り（参拝OK論）になってきてるのが、気にはなる。）まして、昨日の東京大停電の件でもありません。

　高校野球3回戦第1試合の「駒大苫小牧vs青森山田」の事です！

　いや、スゴイ試合でした～。見てない人のためにちょこっと解説すると、駒苫のエース田中君（昨年の優勝投手）は今大会イマイチ調子が上がらず、2番手の岡田くんが先発出場。が、打たれてしまうワケです。早々に岡田君をあきらめ、次に菊池君を投入。でも急きょ登板になった3番手ピッチャー菊池君も打たれてしまう。そしてついに、3回からエース田中君が登場します。
　調子は悪くても『エース』の姿はチームにとってとても大きい。最大6点差ついていた試合が、ジリジリと追い付いていく。田中君は点を取られながらもガマンの投球。そして8回。ついに8対8の同点に追い付くのです。
　も～うここまで来るのもスゴかったけど、こっからがまたスゴイ！なんと言っても青森山田の集中力が切れない。高校野球だったら、相手チームのエースが出て来て、しかも大量得点差を追い付かれた時点で意気消沈ですよ。でも青森山田は気持ちが負けてなかった。追い付かれても追い付かれても突き放す。9回の表に1点をもぎとり、9対8とします。残す回は9回ウラの駒苫の攻撃のみ。2番からの好打順の駒苫。はたして勝つのは――。
　結果は、調べればスグ分かりますね。もう結果どうこうじゃないのです。とにかくいい試合でした。青森山田のピッチャー野田君は1人でホントよく投げきった。もう涙が出ましたよ。あ～～～、高校野球は本当にいいなぁ～。