追い風なのかな・・・?
という記事をかいた途端に!?
一転、思わぬ向かい風を受けた。(^^;)
わたしが常々ブログに書いてきたこと、
日々の診療の中で親御さんにお伝えしていること、
地元の小児科医として地域の方々にお話していることに関して、
なんら、間違ったことは伝えてないつもりだ。
まぁ、いろいろな考えの方々もいらっしゃる訳だから、
多少の批判や非難や反対意見があるのは百も承知、覚悟の上ではあったけれど。
それにしても、やり方が姑息だ。
言いたいことがあれば、堂々と直接言えばいい。
面と向かって言えないのなら、このブログにコメントすればいいだろうに、
それもせず、実名を出して「悪質」と批判する。
悪質なのはどっちだ、と思う。
あらためて思ったことは、
ネット社会というのは、かつては見えないままで過ごしたであろう、
「人の心の闇の部分」まで、あからさまになる、ということだ。
顔も、名前も知らず、声もない、筆跡もない、
文字通り、「言葉」だけが電子媒体で飛び交う世界。
書き手の「人となり」は、決められた書体で表現される言葉からしか窺えない。
だからこそ、体温や息づかいが伝わるような文章を、
わたしは心がけているつもりだ。
でも、そうではない人たちも、一部にはいる、ということなのだな、と思う。
醜い言葉。
狂気とさえ思えるような、かたくなさ。
誰もが心の奥底に抱えている闇の部分。
その、本当は決して人に見せるものではないはずのものが、
電子媒体を通して我が物顔で当たり前のように広まる。
そして、人は案外、この、闇の部分に群がってしまう。
それはある種の麻薬のようなものかもしれない。
このような言葉を吐いている人たちも、
実は、リアル社会では、案外にこやかな人だったりする。
開いてしまったパンドラの箱は、なにも原発の爆発だけじゃない、ということだ。
だからこそ。
くだらない中傷に怯んではいられない、と思う。
という記事をかいた途端に!?
一転、思わぬ向かい風を受けた。(^^;)
わたしが常々ブログに書いてきたこと、
日々の診療の中で親御さんにお伝えしていること、
地元の小児科医として地域の方々にお話していることに関して、
なんら、間違ったことは伝えてないつもりだ。
まぁ、いろいろな考えの方々もいらっしゃる訳だから、
多少の批判や非難や反対意見があるのは百も承知、覚悟の上ではあったけれど。
それにしても、やり方が姑息だ。
言いたいことがあれば、堂々と直接言えばいい。
面と向かって言えないのなら、このブログにコメントすればいいだろうに、
それもせず、実名を出して「悪質」と批判する。
悪質なのはどっちだ、と思う。
あらためて思ったことは、
ネット社会というのは、かつては見えないままで過ごしたであろう、
「人の心の闇の部分」まで、あからさまになる、ということだ。
顔も、名前も知らず、声もない、筆跡もない、
文字通り、「言葉」だけが電子媒体で飛び交う世界。
書き手の「人となり」は、決められた書体で表現される言葉からしか窺えない。
だからこそ、体温や息づかいが伝わるような文章を、
わたしは心がけているつもりだ。
でも、そうではない人たちも、一部にはいる、ということなのだな、と思う。
醜い言葉。
狂気とさえ思えるような、かたくなさ。
誰もが心の奥底に抱えている闇の部分。
その、本当は決して人に見せるものではないはずのものが、
電子媒体を通して我が物顔で当たり前のように広まる。
そして、人は案外、この、闇の部分に群がってしまう。
それはある種の麻薬のようなものかもしれない。
このような言葉を吐いている人たちも、
実は、リアル社会では、案外にこやかな人だったりする。
開いてしまったパンドラの箱は、なにも原発の爆発だけじゃない、ということだ。
だからこそ。
くだらない中傷に怯んではいられない、と思う。
そこには、「自分で調べる」「人のせいにしない」という現実的にも当然の「大人のルール」があるのも当然です。という訳で、要は、道具は使い方次第で、使う人により、益にも害にもなる・・と思いますです。
本文中の「実はリアル社会ではにこやかな人だったりする」・・・私、現実でも「オッサン」のような人かもしれません。腹が立ってきたら、眉毛をピクッと動かして「はぁ~?という顔になってると思いますもん・・・ダメじゃん
ネット上でもツイッター上でも、日本人は「情報源は?」を求める人が多いですね。これは、どこかに正解があり、誰かが教えてくれるもの、という思考回路ゆえの発想です。様々な国々が、自国の思惑のために、各方面からメディアも含めて「情報」をガンガン流しています。現地に行ったジャーナリストの書く情報から、アレッポに住む人から現状を聞いてそれを流す一般人、フリーシリアンアーミー、そのフリをした傭兵・・・。情報源は溢れかえっています、その中から自分で情報をかき集めて判断するしか無いのです。様々な解釈をしている情報源もあります、肩書きが立派そうに見える人も情報を流しています。しかし、それが真実とは言えません。むしろ、シリア方面から見た日本人肩書きエライ人のウンチク情報は低レベルの分析しか出来ていないので話にならないです。ネットの中で溢れかえる情報源をどう読み取るのか、その力が試されているので、みんな、情報の読み取り合戦で日々バトルです。
つまり、重要なのは「情報源」ではなく、自分自身で「読み取る力」なのです。これは、お◎医師がもっともらしい「情報源」をベタベタ貼り付けて「情報源があるのだから信じなさいよ」と言ったとしても、それを読み取る力を養うことこそが、自分達に課せられた課題に思います。
>開いてしまったパンドラの箱は、なにも原発の爆発だけじゃない、ということだ。
どの人もひとりじゃないから大丈夫です。
自分はひとりぼっちかも・・・と思ったら
「誰かいませんか!?」
と声をあげていきましょう。
手元に記事がなく、申し訳ないのですが
外国のテレビで
言葉が異なる国の人の談話を放送した時に
その訳がでたらめだったことが判明し
国の偉い人が謝罪した・・・というようなこと
そんなニュースを読みました。
そのでたらめさ加減は例えば
日本語でなおみが「山田さんは福島を応援すると言ってくれた」と話しているのに
テロップで
なおみは「山田さんは福島のかーちゃんは
みんなでべそに違いないと言った」というような
てへぺろではすまない
それは悪意とか政治的意図があるだろお前?
みたいな間違いっぷりだったのです。
ああ・ああ。
どこもかしこも一緒だなと思いました。
>自分自身で「読み取る力」
賢くタフでなければ誰のことも守れませんね。
この春には,「自由シリア軍」(欧米や日本の政府が支援していて,先日殺された山本美香氏が行動を共にしていたグループ)によって,パレスチナ人の夫の実家(地上4階建てのアパート)の窓ガラスが,全て,吹き飛びました。
中庭に爆弾を放り込まれたからです。
夫は,レバノン生まれレバノン育ちのパレスチナ人です。普通だったら,そんなめに合うことはないでしょう。
けれど,自由シリア軍は,シリアとレバノンの国境を不法に越えてレバノンに侵入し,毎日,地元の人間を襲撃したり,交通機関を襲っては人質をとって,レバノン政府に「シリア政府に降伏するよう圧力をかけろ」と脅迫してきました。
それが実情ですが,日本では全く報道されませんよね。
それは,おいておいて。
私は,以前は今ほどしつこく「それは,どこから来たニュースですか?」と,よそさまに尋ねることはしませんでした。
夫はレバノン出身のパレスチナ人ですが,日本でパレスチナの話をしても,高校で世界史を選択したとか,大学で専攻したとかいうのでもなければ,どうして彼が難民なのか,ということは,理解してもらえるはずもなかったからです。
それでも,真面目に説明してきましたが。
ですが,震災後,中東問題以上に,日本の情報が厄介だ,と感じた時期がありました。中東問題ならば,既に検証されたことの積み重ねがありましたので,勘違いする人々に対して反論することも可能だったのです(偏見を持っている人には,一切通じませんが)。
けれど,震災後の,原発祭り(と私の友人が言いました)とでも言うような,狂気じみた「放射能が怖い」という騒ぎや,「障害児が産まれる」「みんなガンになる」などという根拠のない不安を煽動する声や,差別意識を見て,こんな根拠のないことのために,自分が育った茨城県や,親戚や友人や教え子がいる福島県を,踏みつけにされてたまるか,と感じたのです。
それに,自分が今は障害のある人々と関わる仕事をしていて,医療機関の情報も入る状態であったので,「放射能でどうのこうの」という話が根拠も何もないデマだということは,わかりました。
無知というのは,こんなにも野蛮で攻撃的になるものなのでしょうか。
一般の中学で英語を教えていた私が仕事を変えたきっかけは,障害のない教員や生徒の,障害のある
人々への無知と偏見でした。
今,自分は,できるだけ,出所のはっきりした情報を書きたいと思います。デタラメの情報で誰かを傷つけたり苦しめたりして,あとは知らん顔ということをしたくないからです。
先日は,「福島で奇形児やダウン症児が生まれた」と,週刊誌やネット上にわっと出てきました。
普段は,週刊文春を信じるに値しないゴミ呼ばわりしている人達が,そのときばかりは,「文春に出ていた」と,得意げにネット上に拡散させていました。
情報源がわかれば,だいたいの信用度がわかるから,情報源を知りたいと思います。また,自分でも調べます。
自分の好みに合えば何でもいい,というのは,節操も論理性もないことですから。
なおみさんが書いていらした「言葉が異なる国の情報を・・」というのは,先日のイランでのイスラム諸国代表の集会での,エジプトの新大統領のコメントが,「シリアの民衆に自由を」と言ったのに,「バーレーン(本当はバハレインと発音します)の民衆に自由を」と,わざと誤訳した,というものですね。
あれは,本当は,日本やアメリカの新聞が流れを誤訳しています。
エジプトの新聞では,大統領は,「パレスチナとシリアに自由を」とスピーチしたのですが,イスラエル寄りの欧米と日本のメディアが「パレスチナ」を除いてしまったのです。
また,大統領のスピーチは,日本で報道されたほど過激にアサド大統領を非難するものでもなかったのです(多少は言っていますが)。
イランの新聞では,シリアに突然内乱が起こる直前から,もう1年半以上バハレインで続いている民主化要求デモ弾圧を,見て見ぬふりする諸国に対する抗議であり,バハレインの民主化を求める普通の人々を助けてくれ(ダブルスタンダードはもうやめてくれ)という意味だった,と,述べています(まあ,それもまた言い訳ですが)
でも,実際バハレインでは,シリア内乱直前に民衆への発砲,催涙弾使用などがあったのです。
それでも,アメリカは,バハレインへの武器供給をやめません(この武器供給については,日本の新聞にも出ていましたが,全く話題になりませんでした)。
ですから,私は,ニュースがあったら,幾通りもの見方を探します。
どこかに矛盾や不整合があったら,そこから探します。
そして,私は反原発主義者ですが,信夫山ネコさんのブログを大変面白く読んでいますし(私が反原発主義であることを嫌がる人もいるようですが),ひまわり先生のブログにたどり着くことができて,本当によかった,と思っています。
私は,もう何十年も反原発主義者なので,今の日本の騒ぎは,全く狂気の沙汰としか思えません。早く人々が落ち着いて,「普通の暮らし」が,どんなに大切か,気づいてくれることを願います。
日本のタバコ産業がシリアのどこかと不正に取引をとか
そんなことも聞いたけれど
一方で生協などでは「アレッポの石鹸」を扱っていて
アレッポって・・・ニュースで最近よく聞くあそこじゃないの?とか
それはいいのわるいの?とか
とにかくこれまで「鎖国中の日本人」と変わらない
暮らしぶりの私には何がなんだか・・・。
原発がらみで海外のニュースがどうとか知るようになり
ホントはどうなんだろ?とわからないことばかり増えました。
自分にはわからないことだらけなんだということが
唯一確かなことだと肝に銘じていきたいです。
外国での日本の情報というのは,どうなのでしょうか。
震災の後,アメリカの友人が何度も電話してきて,「原発が危ないから,アメリカに避難して。」と言うので,「その心配はいらないよ。大丈夫。」と答えました。
いったい,どんなニュースが流れたのか。
きっと,日本と同じようなものだったのでしょうけれど。
横浜に住んでいた知人も,「茨城は危険だから,私が先月まで住んでいたマンションをまだ解約していないから,そこに避難して。」とメールしてきました。
外国人の友達に説明するよりも,日本人のその人に説明する方が大変でした。当然といえば当然ですが。
第1次,第2次の世界大戦の熱狂は4年間続きましたから,今の狂気じみた熱狂も,そのぐらいでおさまるだろうか,と思うのです。
でも,その前に辛い思いをする人があまりにも多すぎる。一日も早い沈静化を望みます。
昨日,福島県の桃が届きました。甘くてほどよくやわらかい川中島です。