ひまわりの種

毎日の診療や暮しの中で感じたことを、思いつくまま書いていきます。
不定期更新、ご容赦下さい。

湖底の村祭り

2009年05月24日 | 日々のつぶやき



ダムに沈んだふるさとの、今日は村祭りです。
年にいっかい、懐かしい顔がそろいます。
かつては村のうしろの山の中腹だったところに、
神社や小さなほこらを全部移転しました。
最後はいつも、季節外れの盆踊りになります。

集う人たちの半数以上は後期高齢者になってしまいました。
いつまで続けられるのでしょうか・・・。

新幹線

2009年05月19日 | 子どもたち
 いつものAくん。
 この春から保育園の年中さんになりました。
 今日はこんな作品です。
 新幹線に、人が乗っています!

 お母さんとふたりだけの、蜜月のような日々から一転、
 急に保育園に行くことになったのは、数ヶ月前。
 Aくんは、おともだちや保育園の先生ともお話もできず、
 顔もからだもこわばって、泣くこともできなくなっていました。

 今年は元気に通っているようです。
 かぜをひいて受診することも、ぐっと少なくなりました。

 子どもは、成長の過程で、ある日突然ステップアップします。

 何かを作ったり、絵を描いたりする中で、
 そこに「人」が登場するようになれば、もうしめたもの。
 その子の心に「人とのかかわり」が根を張り始めた証拠です。
 
 小児科医やっててよかった! と実感する瞬間です。