ひまわりの種

毎日の診療や暮しの中で感じたことを、思いつくまま書いていきます。
不定期更新、ご容赦下さい。

こむこむジャズフェス

2014年02月09日 | 音楽
福島市には「こむこむ」という子どものための施設がある。
東京・青山の「子供の城」の規模を小さくした感じ?、というとわかりやすいかな。

数年前からこの施設で年に2回、2月と9月にジャズフェスティバルが行われる。

わたしの所属するジャズバンドも1回目から参加している。
今日はそのジャズフェスティバルだった。
嬉しいことに、ブログで知り合った方々が聴きにいらして下さったそうだ。

うちのバンドは・・・、
ええ、正直に言います。
プログラム、つまんねぇ! 演奏も、ちょっとなぁ・・・。
わたしにも大いに責任があります。
聴きに来て下さった方々、ごめんなさい。

あるバンドで演奏した「蘇州夜曲」はびっくり!
っつーか、歌った彼はヴォーカルじゃなくてサックス吹きなんだけどね。
でも実は彼のハイトーンは知る人ぞ知る、というもので。
ええい、いまさら名前を伏せるのもナンなので・・・、

やぁどさん、
あたしゃ、キミの小田和正が聴きたい♪
(ジャズじゃなくてスマン)

  (意味不明の方、ごめんなさい)




いやぁ、あやまっちまった

2014年02月05日 | 日々のつぶやき
タイトルは、福島の方言。

誤った(間違えた)訳でも、誰かに謝ったわけじゃないですよ。

意味は・・・、うふふ。
知らない方々は、記事を読みながらご想像していただきましょう。

さて、今日は市内某所で放射線と健康のお話をさせていただいた。
環境省で行っている事業の一環だそうで、
消費者庁の方の食品の安全に関するお話もセットだった。

で、そこにいらした聴衆のおひとりがコテコテの放射脳で・・・。
放射脳、って表現、ホントは自分のブログではあまりしたくなかったんだけど、
その方に関してはほかに表現できないかな。

実はその方は2年前にもわたし当てにビデオテープを送ってきた。
「ひまわり先生、これを観てもっと勉強して下さい」という手紙を添えて。
送られてきたビデオは「チェルノブイリ・ハート」
まぁ一応は観たけどね。
わたしの話をその方が聴きにきたのは今回が初めてだったのだけれど、
実は以前から市内各所で開催する講演会に来ては自説を披露し、
ひそかにブラックリストに載っていた方だった。

で、今回の講演会でも、質疑応答の時に、
質問ではありません、と前置きをして自説をとうとうと述べられた。

その自説たるや、、、、
センセイは放射線は体に蓄積はしないとおっしゃったけれど、
「放射能」はからだに溜まるんですよ、とか、
子どもを外遊びさせるならマスク着用すべきとか
(インフルエンザは花粉症・PM2.5の予防にはなるけど)
福島にはまだ放射性物質が降下してるとか
(そりゃ、ほんのわずかはありますが・・・・・)
セシウムはカリウムより大きい(分子量のこと?)から排泄されずに溜まる、とか
(これはもう、化学を基礎から勉強していただかないと・・・)
信夫山のふもとに住んでた方が荒井地区(市内西部)に越したら鼻血が出なくなったとか、
いやはや、何と説明していいのやら理解に苦しむ説をとうとうと述べられて、
さらにここでもまた、「センセイもっと勉強なさって下さい」とおっしゃり・・・。(苦笑)

わたし、「そのままそのお言葉をお返しします」と思わず言ってしまった。
う~ん、まだまだ、人間できてないなぁ、わたし・・・。(反省)

要するに、だ。
消費者庁の方やわたしが、延々計2時間もかけてしゃべったことは、
まったくアタマに入っていかなかったんだなぁ。

いつまでも演説?してるんで、
しまいには他の参加者から「いい加減、黙れ!」って言われてました。 

この方は、元養護教諭をなさっていた。
こういう肩書きを持つ方が始末に悪い。

自分が勝手に解釈して思い込んだまま生活するのは止めませんが、
このような講演会に来て質疑応答の時間に誤った自説を披露するのだけは、
お願いだからやめて欲しいと心から願う。

福島での放射線被ばくレベルを未だに不安に思っている方々もいて、
そういう方々の不安な心に、こういった間違いだらけの情報って、
案外たやすく入っていってしまうんだよね。

ほんと、参った。

・・・ということで、福島の方言、「あやまっちまった」の意味は、

「参ったなぁ」「困ったなぁ」 でした。

福島での低線量放射線被ばくによる健康への影響について、
(多少の不安はもちろんあっても)きちんと理解できて暮らしている方々と、
未だに怪しげな情報と誤った認識(知識ではない)に懲り固まっている方々と、
二極化しているように感じる。

後者の方々へ:
どうぞ、好きになさって下さってかまいません。
あなた方の考えを変えようとは思いません。
だけど、お願いです。
どうか、善良で心優しく、でも未だに不安が心の隅に巣くっている方々を、
これ以上誤った情報で惑わせないで下さい。