おくらず、むかえず、おうじて、おさめず
と読む。
尊敬する方から教えていただいた。
荘子の言葉だそうだ。
「いつまでもくよくよせず、取り越し苦労をしないで、事柄を処理し、終わったら忘れるというものです」
・・・とわたしに教えて下さったその方はおっしゃっていた。
言葉の意味は、
不将 過ぎ去ったことをくよくよ悔やまない
不迎 先のことをあれこれ取り越し苦労をしない
応而 事態の変化に臨機応変対応して
不蔵 心に何もとどめない
あれこれ昔のことをくよくよしないで、
どうなるかわからない先のことも先回りして悩まないで
起きたことにはさからわずに粛々と対応して
終わったあとは(禍根を)心に残さずきれいに忘れよう
そういうことなのかなと考えた。
昨年から今年にかけて、
よく生きてきたな
こう思う日々だった。だった、というかそれは現在進行形なのだけれど。
もう消えてしまいたい。
そう思うこともあった。
だけど消えずにいるのはやっぱりこの世が楽しいことを知っているからだ。
不蔵 心に何もとどめない
終わったら忘れる
という気持ちにはなかなかなれないけれど、
多分凡人にはそれが容易にできることではないことがわかっているから、
荘子サンもこのような言葉をおっしゃったのだろう。
いまわたしが毎日もがいていることも、
わたしでない人たちからみれば取るに足りないこと、
そしてずっとあとになって、
あぁ、あんなことあったね、頑張ったなぁ、
きっとそう思える日が来るにちがいない。
いろいろ、ご活躍され苦労されている
ご様子は間接的にですが拝見しています。
本当に、おつかれさまでした。
不将、不迎、応而、不蔵 なるほどです。
いつか同じような事が起きた時に(起きない方が良いのですが)傷つく人が少しでも減るように、ひまわり先生の心の動きをブログに残す事は必要ですよね。
そして「不将、不迎、応而、不蔵」という言葉に立ち止まる今の気持ちも残しておくべきだと思います。
私は時間が経ってから腹が立ってきた事もあるので、不蔵は無理そうです。
ご無沙汰いたしております。
コメントありがとうございました。
この記事はこの3年数ヶ月だけのことではなくて、
個人的にもいろいろ思うことがありまして・・・。
自分を励ますつもりの文章でもありました。
米沢は雪がたくさん積もってるでしょうね。
時々写真を拝見して気持ちを浄化しております。
bloomさん
コメントありがとうございました。
まちりのさんへの返信にも書いたように、
この記事は福島でのことというだけではないのですが・・・、
福島でのこれまでのことやこれからのことを思うとき、
忘れなくてもいい、・・・そのとおりなんです。
でも、忘れてはいけない、といわれると、
とても気持ちがざわついてしまう自分がいます。
忘れることなどできるわけはないので・・・。
でも、bloomさんのお気持ちはうれしかったです。
コメントありがとうございました。
毎度のことながら返信が遅くてすみません。
絶滅危惧種のわたしたち夫婦も、どうにかこうにか元気に年を越しました。
内緒さんもどうぞお元気でね。
今年一年も充実した毎日が送れますよう祈ってます。