数日前、ちょっと奇妙なことがあった。
市内のある学校から依頼され、父兄向けに放射線に関するお話をしてきた。
その学校は数百人の生徒がいるが、その日の参加予定の父兄は20名程度だった。
まぁ、今更わたしごときの話を聴いても意味がないと思う方もいるだろうし、
市内ではわたしのことを知っている方もいらっしゃるだろうから、
「安全デマ」を拡散するヤツの話なんか! と思うご父兄もいたかもしれない。
その学校は、市内でも避難生徒数が多い学校らしい。
でも、参加者が多かろうと少なかろうと、安全デマ吹聴者と言われようと、
依頼があればできるだけ都合をつけたいとわたしは考えている。
わたしがお伝えしている内容について、なんら恥ずべきものはないと思っている。
講演会の直前、学校から、ビデオ撮影してもいいですか? と聞かれた。
わたしは、ほんの一瞬、??? と思ったのだが、学校で後に使用するのかと思い、
いですよ。 と答えた。
この時点で、わたしは学校側の職員の方が撮影するのだと思っていた。
撮影者の方は、前列のわたしから向かって右側に座り、ビデオを机の上に置いていた。
どうみても教師にはみえない風貌が気にはなった。
が、気にせずに話をはじめ、その講演会は無事終了した。
撮影者の方はわたしに挨拶をすることもなく、いつの間にかいなくなっていた。
その夜遅く。
できるだけブログのコメントだけはチェックするようにしているので、ブログを開き、
閲覧者などのアクセス元もチェックした。
・・・そしたら!!!
な、なんと、その日のわたしの講演会の模様が、ある動画サイトに配信されていたのだ!!
しかも、肝腎の、冒頭の方で述べている放射線の基本的な知識に関する部分はごっそり抜けていた。
そして、質疑応答のところでは、ず~っと、わたしの顔が映ったままだ。
(追記:しかも、あたしゃその日、すっぴんだったよ! ちっ!! まぁ、いいけどさ。)
また、学校名や個人名をしゃべっている部分も、流れている。
翌朝、ことの次第を学校に問い合わせたところ、学校側も寝耳に水だったようだ。
その撮影者の方は、黙って入ってきて、「ビデオ撮影してもいいですか?」と聞いたらしい。
応対した先生は、出席予定者の名簿に名前が載っていなかったが、父兄のひとりかと思い、
では、名簿に名前を書いて下さい、と伝え、通したそうだ。
でも、学校側でも、父兄にあんな人、いたっけ? と皆が思ったそうだ。
その方は、学校側にも、取材であるとか、自分の所属などは告げなかったそうだ。
これって、違法じゃないのか!?
「保護者の顔をして学校に入り込み、盗撮した映像を無断で配信」した、ということになる。
この日のわたしの話は、あくまでも「学校」と「わたし」との間で行われたものだ。
公立学校だからといって、無断で目的も告げず挨拶もせず名刺も出さず、やっていいいものではない。
取材するなら、前もってコンタクトを取るべきだ。
取材だということがわかっていれば、わたしは講演の最中に学校の方の個人名を出すようなこともなかった。
この配信サイトは結構有名なようだが、こんな低俗なことをやっていては、
真面目に活動している他のフリージャーナリストの方達までもが、誤解されるのではないか。
それに、この日の資料も勝手に流れている。
講演に用いた資料のほとんどは、わたしが、その作成者に正式に使用許可をとり、使っている。
だから、わたしの許可なく勝手に流すのは、これも違法だ。
今日、以下の内容でそのサイトに抗議文を送った。
「(まずは今回のビデオ撮影に至る当地での経緯を説明し)
配信された講演会の内容については、何ら恥ずべきものはないと思っている。
しかしながら、
・取材の依頼がなく、従って許可もしていない
・学校名や個人名が流れている
従って、配信された映像は、肖像権や著作権に抵触すると思われる。
等の理由から、配信停止をお願いしたい。」
夕方、そのサイトを観ると、「一般公開はされていません」となっていた。
(・・・ということは、会員かなにか、一部の方々にはまだ視聴できるのか?)
予想はしていたが、そのサイト側からわたしへの謝罪はない。
今回の目的がなんだったのか、わたしにはわからない。
いや、なんとなく、想像はつく部分もあるのだが、まだ詳細がわからないのであえて触れない。
万が一のことも踏まえ、お世話になっている弁護士さんにも経緯は話してある。
配信されていた映像は、念のため、前もって保存しておいた。
どうも、福島のためとかそんな高尚なものでは、なさそうだ。
おそらく、わたし個人への嫌がらせなのかな、と思う。
ならば、小さな講演会などを無断で撮影するような卑怯なマネはすべきじゃない。
だいたい、わたしごときに嫌がらせみたいなマネをして、なんの得があるんだろう?
でもねぇ、こんなことでひるむ「ひまわり」じゃありませんよ~
わたしがほんとうに怒ったらどんなものか、
おそらく「ナマ、ひまわり」をよく知る方々はご存知でしょう。
(ほれ、これを読んでる同級生のキミたち、今、ぷぷっ、て笑ったでしょう!?)
追記:その2
今回のことで一番許せないとわたしが憤るのは、「学校」という、いわば聖域を利用したことだ。
この講演会のことは、市政便りなどの「広報」に掲載された訳ではない。
その学校の保護者にしか、お知らせはいってない。
ならば、なぜ、そのジャーナリスト側は、この講演会のことを知り得たのか? これが最大の疑問だ。
こんなことは考えたくはないが、
もし、保護者のなかに、ひまわりはけしからん!懲らしめたい!
と考えておられた方がいて、それを彼等に知らせたのだとしたら、その方法は間違っている。
自分のお子さんが通う学校ではないか。
講演会開催の時間帯、まだ学校に残ってクラブ活動などをしていた子ども達もいた。
翌日に学校から詳細をきき、わたしはぞっとした。
「保護者を装い(そのように誤解される行動)をして学校には無関係の人間が立ち入ってきた」という事実。
数年前、大阪でおきた、池田小学校での殺人事件を思い出した。
もし、わたしの話すことが気に入らないのであれば、講演会の際に、堂々と反論を述べるべきだ。
追記:その3
クレームが来た訳ではありませんが、
保護者かどうかも定かではないのに、誤解を受ける表現なので、訂正します。
市内のある学校から依頼され、父兄向けに放射線に関するお話をしてきた。
その学校は数百人の生徒がいるが、その日の参加予定の父兄は20名程度だった。
まぁ、今更わたしごときの話を聴いても意味がないと思う方もいるだろうし、
市内ではわたしのことを知っている方もいらっしゃるだろうから、
「安全デマ」を拡散するヤツの話なんか! と思うご父兄もいたかもしれない。
その学校は、市内でも避難生徒数が多い学校らしい。
でも、参加者が多かろうと少なかろうと、安全デマ吹聴者と言われようと、
依頼があればできるだけ都合をつけたいとわたしは考えている。
わたしがお伝えしている内容について、なんら恥ずべきものはないと思っている。
講演会の直前、学校から、ビデオ撮影してもいいですか? と聞かれた。
わたしは、ほんの一瞬、??? と思ったのだが、学校で後に使用するのかと思い、
いですよ。 と答えた。
この時点で、わたしは学校側の職員の方が撮影するのだと思っていた。
撮影者の方は、前列のわたしから向かって右側に座り、ビデオを机の上に置いていた。
どうみても教師にはみえない風貌が気にはなった。
が、気にせずに話をはじめ、その講演会は無事終了した。
撮影者の方はわたしに挨拶をすることもなく、いつの間にかいなくなっていた。
その夜遅く。
できるだけブログのコメントだけはチェックするようにしているので、ブログを開き、
閲覧者などのアクセス元もチェックした。
・・・そしたら!!!
な、なんと、その日のわたしの講演会の模様が、ある動画サイトに配信されていたのだ!!
しかも、肝腎の、冒頭の方で述べている放射線の基本的な知識に関する部分はごっそり抜けていた。
そして、質疑応答のところでは、ず~っと、わたしの顔が映ったままだ。
(追記:しかも、あたしゃその日、すっぴんだったよ! ちっ!! まぁ、いいけどさ。)
また、学校名や個人名をしゃべっている部分も、流れている。
翌朝、ことの次第を学校に問い合わせたところ、学校側も寝耳に水だったようだ。
その撮影者の方は、黙って入ってきて、「ビデオ撮影してもいいですか?」と聞いたらしい。
応対した先生は、出席予定者の名簿に名前が載っていなかったが、父兄のひとりかと思い、
では、名簿に名前を書いて下さい、と伝え、通したそうだ。
でも、学校側でも、父兄にあんな人、いたっけ? と皆が思ったそうだ。
その方は、学校側にも、取材であるとか、自分の所属などは告げなかったそうだ。
これって、違法じゃないのか!?
「保護者の顔をして学校に入り込み、盗撮した映像を無断で配信」した、ということになる。
この日のわたしの話は、あくまでも「学校」と「わたし」との間で行われたものだ。
公立学校だからといって、無断で目的も告げず挨拶もせず名刺も出さず、やっていいいものではない。
取材するなら、前もってコンタクトを取るべきだ。
取材だということがわかっていれば、わたしは講演の最中に学校の方の個人名を出すようなこともなかった。
この配信サイトは結構有名なようだが、こんな低俗なことをやっていては、
真面目に活動している他のフリージャーナリストの方達までもが、誤解されるのではないか。
それに、この日の資料も勝手に流れている。
講演に用いた資料のほとんどは、わたしが、その作成者に正式に使用許可をとり、使っている。
だから、わたしの許可なく勝手に流すのは、これも違法だ。
今日、以下の内容でそのサイトに抗議文を送った。
「(まずは今回のビデオ撮影に至る当地での経緯を説明し)
配信された講演会の内容については、何ら恥ずべきものはないと思っている。
しかしながら、
・取材の依頼がなく、従って許可もしていない
・学校名や個人名が流れている
従って、配信された映像は、肖像権や著作権に抵触すると思われる。
等の理由から、配信停止をお願いしたい。」
夕方、そのサイトを観ると、「一般公開はされていません」となっていた。
(・・・ということは、会員かなにか、一部の方々にはまだ視聴できるのか?)
予想はしていたが、そのサイト側からわたしへの謝罪はない。
今回の目的がなんだったのか、わたしにはわからない。
いや、なんとなく、想像はつく部分もあるのだが、まだ詳細がわからないのであえて触れない。
万が一のことも踏まえ、お世話になっている弁護士さんにも経緯は話してある。
配信されていた映像は、念のため、前もって保存しておいた。
どうも、福島のためとかそんな高尚なものでは、なさそうだ。
おそらく、わたし個人への嫌がらせなのかな、と思う。
ならば、小さな講演会などを無断で撮影するような卑怯なマネはすべきじゃない。
だいたい、わたしごときに嫌がらせみたいなマネをして、なんの得があるんだろう?
でもねぇ、こんなことでひるむ「ひまわり」じゃありませんよ~
わたしがほんとうに怒ったらどんなものか、
おそらく「ナマ、ひまわり」をよく知る方々はご存知でしょう。
(ほれ、これを読んでる同級生のキミたち、今、ぷぷっ、て笑ったでしょう!?)
追記:その2
今回のことで一番許せないとわたしが憤るのは、「学校」という、いわば聖域を利用したことだ。
この講演会のことは、市政便りなどの「広報」に掲載された訳ではない。
その学校の保護者にしか、お知らせはいってない。
ならば、なぜ、そのジャーナリスト側は、この講演会のことを知り得たのか? これが最大の疑問だ。
もし、保護者のなかに、ひまわりはけしからん!懲らしめたい!
と考えておられた方がいて、それを彼等に知らせたのだとしたら、その方法は間違っている。
自分のお子さんが通う学校ではないか。
講演会開催の時間帯、まだ学校に残ってクラブ活動などをしていた子ども達もいた。
翌日に学校から詳細をきき、わたしはぞっとした。
「保護者を装い(そのように誤解される行動)をして学校には無関係の人間が立ち入ってきた」という事実。
数年前、大阪でおきた、池田小学校での殺人事件を思い出した。
もし、わたしの話すことが気に入らないのであれば、講演会の際に、堂々と反論を述べるべきだ。
追記:その3
クレームが来た訳ではありませんが、
保護者かどうかも定かではないのに、誤解を受ける表現なので、訂正します。
自由報道協会??が流しているのでしょうか?
メンバーを見たら、見たことがある人がいましたが・・。
目的が解りませんが、現実的な実害が出ていますので、後はネット上の事とせず、現実的に対応をしなければいけませんね。
ひょっとして・・・と思って行ってみたら、
やっぱりあの「ジャーナリスト」のところだったんですね。
・・・という方向で有名、かつまともには相手にされなくなっているとは思います。
今回のことも墓穴を掘ったのでは?
でも、うーーー、腹立つ
原発事故以来、必死で情報を集めようとしていたとき、
「どうしてお医者さんや科学者はもっと情報発信してくれないのだろう」と
見捨てられたような気がしたものです。
そんなときに、まず県立医大HPの線量計リアルタイム表示、
そしてひまわり先生としまふくろう先生のブログを見つけて
本当に励まされたものです。
同時に、情報発信することでこうむっておられるたくさんの面倒のことも
こちらのコメント欄でうかがい知ることになりました。
こういうことがあるから専門家の発言が少ないのか・・・と。
それでも変わらず発言を続けてくださるひまわり先生とご主人様を
心から尊敬し感謝申し上げております。
どうぞお体に気を付けて、これからも私たちとともにいてくださいませ。
「自由報道協会」が流したのではなく、御山の柚子さんのおっしゃる、あの「ジャーナリスト」です。
本音を言えばですね、観る人が観ればまっとうな内容と理解していただけるはすですから、
このまま沈黙していようかとも考えたんです。
その方が、多くの方々に正しく現状を理解していただけますから。
でも、学校名や個人名まで流れてるので、やっぱりこれはまずい、と。
それに、記事にも書きましたが、肝腎の部分が抜けているし、スライドの順番も、どうも違う部分があるんです。
つまり、勝手に編集している可能性がある訳でして。
こんな姑息なことやってるようじゃ、あの方々も正義の味方は名乗れないと思いますね。
そして、撮影した内容を、勝手に編集して、講演内容を歪曲して流した・・という事ですね?
つまり、あの方は、倫理に反することを堂々となさるのですねぇ・・。
一応、学校の出席者名簿には撮影にいらした方のお名前が書いてあります。
まさか、偽名ではないとは思いますが。
今にして思えば、その方のいろいろな動画で、スタッフのひとりとして、見覚えのある顔だったような・・・?
(これは確認してませんので、あくまでも、私の感想です)
と言うか、所属元?の自由報道協会としては、このまま黙っているおつもりなのでしょうかね。
いやぁ~~、しかし、すごい事を堂々とする人が居るんですねぇーー。目がパッチリと醒めてしまいました(困)
都合のよいように利用されなければよいのですが、、
こういった場合、学校関係者のお名前も入っていることですし、入場を許可して撮影させてしまったのは学校なのだから、本来、そのジャーナリストを訴えるのは学校では?と思うのですが、、
とにかく、余計なことで時間を使わなくてはいけないなんて、ホント腹立ちます。 普通の常識では考えられないような人いるんだな~、、と、何かが起こる度に思います。
先生! いつでも応援に駆けつけますからね!!
ありがとうございます!
学校でも、教育委員会に報告し、しかるべき対応に備えているようです。
ネット上での12日以降は止まっているようですが、実害の方は出ていませんか?
念のために、無責任に拡散した一般の人々もコピーして保存はしていますが、それを強行する日が来ない事を願うばかりです。
追記も読みましたが、もし父兄の中にそのような方がいるのであれば、不安だけれども移住も出来ないジレンマがあるとも思うので、その点は非常に心配もしていますが、同時に、そこに現に住んでいる人々がいるのに、まだ、それらを追い詰めるような事をする周りの煽りに怒りを感じます。
ネットの使い方について、私なりに考えを書きましたが、もし宜しければ、私の記事本文中にこの記事を添付させて戴けませんでしょうか。
或いは、もう少し確定してから・・・というのであれば、それ以降まで待ちます。
しかし、ジャーナルって、何なのでしょうね。
自分が世間(世界)に注目されたい、その為に情報を発信するのがその職業の倫理観なのでしょうか。もしそうだとしたら、人間として自己嫌悪に陥りそうですが…私なら耐えられない職業ですね。
追記;ひまわり先生、スッピンでも、まだ行けてましたよ~~オッケ――す(←やぁどさんの坊のコメントのパクリ^^)^^
教育委員会・役所までしっかり報告をあげて、きちんとした報告と謝罪をひまわり先生にしていただきたいです。
のんびりしてたでは済みません。
個人情報とか危機管理とか、失礼ながらそのあたりの意識がこちらの学校は低いと感じています。
保護者にもいろいろな意見の方がいるのは、肌で感じています。
先生だけが気をつければいいとか、自己責任とかそういう問題ではないと思うので、私は今、学校に対してとても怒っています。
何のための受付か!?
今回の方に(私は今もって誰なのかわからない・・・)先生の講演会があるよと知らせたのは、学校関係者・保護者・その家族・・・どちらにせよそのプリントを手に入れられる人です。
保護者がこっそり映像を撮ろうと思えば撮れる昨今、講演会をお願いする側の責任で、セキュリティー強化をするのは当たり前です。
先生、学校にだって情けをかけてはいけませんよ。お優しい気持ちをしまって、怒ってみせてください。子どもを預かる立場なのに、ぼんやりしている人が多すぎる。