昨年末のワクチン接種と患者さんでごったがえする外来から一転、
新しい年が明けてから約二週間は、えっ!? こんなんでいいの!? っていうぐらい暇だったのですが、
成人式の連休を過ぎて少ししたあたりから、またちょっと混んできました。
新型インフルエンザも一時終息に向かいつつあるかな~・・・、と思いきや、
ここにきてまた、小さな流行があるようです。
中には、学級閉鎖になってる小学校もあります。
インフルエンザの患者さんの殆どが、新型と思われるA型。
それも、ワクチンが間に合わなかったねぇ・・・という年齢のお子さん&大人の方。
それにしても・・・。
新型インフルエンザワクチン、余ってるんですよ!!!
1月8日から開始される中高生へのワクチン接種に向けて、年末に県教育委員会経由で、
中学3年生の希望者を対象に、学校医及び学区内の医療機関で「集団接種」を行うことにしたので、
可能かどうか、の問い合わせ(というか通達)がありました。
その分のワクチンが、余分に配布されたのです。
しかも、その通達は、県にワクチンの希望量を提出してからでした。
それも、12月25日(金)ですよ。
学校現場の先生方も、かなり大慌てだったようでした。
もちろん、わたしを含め、当市の多くの医療機関も慌てたのではないかしらん。
26・27日は土日だし、28日は役所はご用おさめです。
問い合わせするにも、日にちが少なすぎました。
で、・・・余ってます。ワクチン。
なぜ??・・って・・・。
だって、今まで、注文した量の半分ぐらいしかこなくて、
何人予約を受ければいいのか分からない状態での注文だったから、
予約だって、ホイホイと受ける訳にはいかなかった状態でした。
だから、あらかじめ当院の患者さんの年齢と人数から予想を立てて「このぐらいかな?」という量で、
年末は多めに注文したんです。(その半分で間に合うぐらいの量で)
ところが!
年末に注文量よりちょっと多めに配布され、しかも、別枠で「中学3年生の分」まで配布されました。
その上、年末から年始にかけて、予約していたのに罹ってしまったお子さんが結構いて、
キャンセルが相次ぎました。
だ~か~らぁ~!!!
さっさと年度内に、小学生・中高生まで、接種できるようにしちゃえばよかったんだよぅ!!
足りない、足りない、って、大騒ぎしてたのは、いったい何だったんだよぅ!
子どもが一人罹って、兄弟姉妹まで学校や保育園を休んで、その親まで仕事休んで、
しかも、ワクチンは余ってて。
そのためにこうむった社会的・経済的・精神的ロスは、いったいどんだけになると思う?
この国のワクチン行政、もう、訳が分からん。
今日は、義父の命日です。
外科医から産婦人科に転向した義父は勉強家で、夫の家にいくといつも、
茶の間の義父の定位置まわりには医学雑誌が必ず数冊、無造作に置いてありました。
晩年倒れる頃まで、義父は当時勤務医だった夫よりも医療情報に長けていたそうです。
義父が生きていたら、この状況をどう感じたでしょうか・・・。
新しい年が明けてから約二週間は、えっ!? こんなんでいいの!? っていうぐらい暇だったのですが、
成人式の連休を過ぎて少ししたあたりから、またちょっと混んできました。
新型インフルエンザも一時終息に向かいつつあるかな~・・・、と思いきや、
ここにきてまた、小さな流行があるようです。
中には、学級閉鎖になってる小学校もあります。
インフルエンザの患者さんの殆どが、新型と思われるA型。
それも、ワクチンが間に合わなかったねぇ・・・という年齢のお子さん&大人の方。
それにしても・・・。
新型インフルエンザワクチン、余ってるんですよ!!!
1月8日から開始される中高生へのワクチン接種に向けて、年末に県教育委員会経由で、
中学3年生の希望者を対象に、学校医及び学区内の医療機関で「集団接種」を行うことにしたので、
可能かどうか、の問い合わせ(というか通達)がありました。
その分のワクチンが、余分に配布されたのです。
しかも、その通達は、県にワクチンの希望量を提出してからでした。
それも、12月25日(金)ですよ。
学校現場の先生方も、かなり大慌てだったようでした。
もちろん、わたしを含め、当市の多くの医療機関も慌てたのではないかしらん。
26・27日は土日だし、28日は役所はご用おさめです。
問い合わせするにも、日にちが少なすぎました。
で、・・・余ってます。ワクチン。
なぜ??・・って・・・。
だって、今まで、注文した量の半分ぐらいしかこなくて、
何人予約を受ければいいのか分からない状態での注文だったから、
予約だって、ホイホイと受ける訳にはいかなかった状態でした。
だから、あらかじめ当院の患者さんの年齢と人数から予想を立てて「このぐらいかな?」という量で、
年末は多めに注文したんです。(その半分で間に合うぐらいの量で)
ところが!
年末に注文量よりちょっと多めに配布され、しかも、別枠で「中学3年生の分」まで配布されました。
その上、年末から年始にかけて、予約していたのに罹ってしまったお子さんが結構いて、
キャンセルが相次ぎました。
だ~か~らぁ~!!!
さっさと年度内に、小学生・中高生まで、接種できるようにしちゃえばよかったんだよぅ!!
足りない、足りない、って、大騒ぎしてたのは、いったい何だったんだよぅ!
子どもが一人罹って、兄弟姉妹まで学校や保育園を休んで、その親まで仕事休んで、
しかも、ワクチンは余ってて。
そのためにこうむった社会的・経済的・精神的ロスは、いったいどんだけになると思う?
この国のワクチン行政、もう、訳が分からん。
今日は、義父の命日です。
外科医から産婦人科に転向した義父は勉強家で、夫の家にいくといつも、
茶の間の義父の定位置まわりには医学雑誌が必ず数冊、無造作に置いてありました。
晩年倒れる頃まで、義父は当時勤務医だった夫よりも医療情報に長けていたそうです。
義父が生きていたら、この状況をどう感じたでしょうか・・・。