今年も、ツバメが帰って来た!
一週間前の土曜日のことだ。
写真は、クリニックの院長室から夫が撮影したもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/aa/9ef05e76dd7eb58f3551fa2026a813ed.jpg)
拡大した姿は、これ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/4a/09ea30d0ccfa58edf1c82b1a004da99f.jpg)
尾羽が長く見えるので、このツバメはオスだろうか?
胸のあたりが、うっすらと汚れて見える。
ここまでたどり着くのは、容易なことではなかっただろう。
今年も来たぞ!
誇らしげに、そう示しているようにも感じる。
羽を休めつつも、ここで再び巣作りしても大丈夫かどうか、あたりを観察しているようにも見える。
実は当院は、昨年末に大々的に足場を組んで、クリニックの外壁を全て塗装し直した。
(もともとクリニック周りの放射線量は低かったが、さらに除染効果があった)
その際に、4つほどあったツバメの巣のうち、3つは撤去してしまった。
ひとつだけ、クリニックの玄関先のものが残っていた。
その巣には、この数年、ツバメは入らなかったので、心配していた。
メスと思われるツバメと二羽で、ピチュピチュと(ツバメ語?)会話している。
何やら相談しているようにも見える。
ーあらま、アナタ、どうしましょ、昨年まであった巣がないわ!
ーそうだな、俺も、どうしようか、あたりを調べていたところなんだ。
ー困ったわねぇ・・・
ーいや、玄関先に、ひとつ、あったろう、あそこに入ろう!
ー大丈夫かしら?
あそこは狭くて、以前、卵を落としてしまったし・・。ヒナたちが落ちないかしら・・・?
ー大丈夫だ! 俺にまかせておけ!
・・・なんちゃって、これは、わたしの想像![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
で、つい先日、その、残していた巣に入っていることが確認できた。
健気にも、少し大きくリフォームしているようだ。
ようこそ、ここ、福島の地へ、お帰りなさい。
忘れないでくれて、本当にありがとう。
ここで、ヒナたちが元気に巣立つのを、今年も楽しみにしています。
南の国に行く時も、ここに戻って来る時も、
この1年のあいだ、きっと大変なことがたくさんあったででしょう。
でも、わたしたちは毎年、帰って来てくれるのを待っていますから。
待っているわたしたちがいることを、忘れないでね。
一週間前の土曜日のことだ。
写真は、クリニックの院長室から夫が撮影したもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/aa/9ef05e76dd7eb58f3551fa2026a813ed.jpg)
拡大した姿は、これ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/4a/09ea30d0ccfa58edf1c82b1a004da99f.jpg)
尾羽が長く見えるので、このツバメはオスだろうか?
胸のあたりが、うっすらと汚れて見える。
ここまでたどり着くのは、容易なことではなかっただろう。
今年も来たぞ!
誇らしげに、そう示しているようにも感じる。
羽を休めつつも、ここで再び巣作りしても大丈夫かどうか、あたりを観察しているようにも見える。
実は当院は、昨年末に大々的に足場を組んで、クリニックの外壁を全て塗装し直した。
(もともとクリニック周りの放射線量は低かったが、さらに除染効果があった)
その際に、4つほどあったツバメの巣のうち、3つは撤去してしまった。
ひとつだけ、クリニックの玄関先のものが残っていた。
その巣には、この数年、ツバメは入らなかったので、心配していた。
メスと思われるツバメと二羽で、ピチュピチュと(ツバメ語?)会話している。
何やら相談しているようにも見える。
ーあらま、アナタ、どうしましょ、昨年まであった巣がないわ!
ーそうだな、俺も、どうしようか、あたりを調べていたところなんだ。
ー困ったわねぇ・・・
ーいや、玄関先に、ひとつ、あったろう、あそこに入ろう!
ー大丈夫かしら?
あそこは狭くて、以前、卵を落としてしまったし・・。ヒナたちが落ちないかしら・・・?
ー大丈夫だ! 俺にまかせておけ!
・・・なんちゃって、これは、わたしの想像
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
で、つい先日、その、残していた巣に入っていることが確認できた。
健気にも、少し大きくリフォームしているようだ。
ようこそ、ここ、福島の地へ、お帰りなさい。
忘れないでくれて、本当にありがとう。
ここで、ヒナたちが元気に巣立つのを、今年も楽しみにしています。
南の国に行く時も、ここに戻って来る時も、
この1年のあいだ、きっと大変なことがたくさんあったででしょう。
でも、わたしたちは毎年、帰って来てくれるのを待っていますから。
待っているわたしたちがいることを、忘れないでね。