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孫のトリセツ 黒川伊保子

著者のトリセツシリーズは本書で5冊目。最初の3冊はとても面白かったが、4冊目はそれまでと似たような内容の何匹目かのドジョウ狙いという感じで、しかも著者の家族の自慢話ばかりでかなりがっかりだったが、今回は少し目線が違っていて、読んでよかったと感じた。著者の考える家族というものがあまりにも類型的すぎるのと、自分の家族への気遣いが強すぎるのは相変わらずだが、現代の育児に関するトレンドに関する言葉の解説である第2章は、ハチミツの話、ネントレの話など、なるほどなぁということが多く、この部分だけでも読んで良かったと思える一冊だった。(「孫のトリセツ」 黒川伊保子、扶桑社新書)
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