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ノーラン・ライアン

先日、どこかの球場で日本プロ野球の試合の始球式をしている姿がTVで放映されていた。来日していたらしい。奪三振の大リーグ記録などいくつもの記録を持っているが、私が最もすごいと思うのは、ノーヒットノーランを7回もやっていることだ。1回だと運とか偶然とかもあるだろう。2回だと、その事象がまれであればあるほど、運とか幸運の余地がきわめて小さくなる。ゴルフのツアー等で2勝目が大切といわれるのは、2回目で初めて「偶然」とか「幸運」というものを排除できるからだが、それと同じで、物事は2回やって初めて正しい評価ができるということが多くあるように思う。しかし、彼の7回というのは、そうした次元をはるかに超えている。いつでも出来たというと言い過ぎだろうが、何かそれに近いところにいたのだろう。サインは非常にカッコいい。カッコよさは古今の大リーグ選手の中でも屈指である。
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