怠るな!

残しておきたいことと残しておいてはいけないこと

春おぼろどこまで下がる国内の総生産が減るばかり

2024年02月15日 18時39分34秒 | 俳文
日本のGDPが日本より人口の少ないドイツに抜かれ4位になったと報じられている。
アメリカに次いで第二位だったのは1968年から2010年の間だったようだ。
中国に抜かれ、さらに十数年たって今度はドイツに抜かれ四位になったということだ。

日本が世界第二位を誇っていた42年間とは私たち団塊世代が20歳になったころから定年で退職し始めた頃と一致するようですね。
偶然だろうけど。(いや?関連があるのかなあ?まあどうでもいいが)


またコロナ禍がひと段落してまた日本へ観光客が訪れているという報道がある。

世界各地の人が日本に来て、いろいろなものを買ってくれたりして
金を落としてくれることを羨望の眼差しで眺めてる
そんな漫画が目に浮かぶ

日本で金を使うのは日本では物が安いからだ
日本で物を買ったり、食事をすると安くつくのだ
なぜ?
物価がやすいからだ
なぜ?
日本人の給料が安いからだ
なぜ?
なぜ?

たぶんここからはその人によって答えは違うだろう
ひとつにバブル崩壊そしてそのあとに続く「失われた十年」とも「失われた二十年」とも「失われた三十年」とも
いわれてきた超低迷期をどう見るかによって違ってくる。

バブル崩壊の後わが国の企業ではリストラの嵐があった
早期退職というやつもあった

また就職氷河期などとも言われた
大学は出たものの就職先がなく
非正規労働などという職業形態があたりまえとなっていた。
1980年代非正規雇用は20パーセント以下だった
90年代になって上がりはじめた

そのころ「成果主義」なることばが経営陣の心をわしづかみにした
成果に応じて給与が決まる
一見至極まっとうな提案に見えた
「仕事ができる人にはそれなりの手当てを払いましょう」
というものだ

それまでの家族主義だとか終身雇用だとかいわれた日本的経営は
捨てられた

人も部品と同じように、調達すればいいことになってきた
どの部署にいつからいつまで何人廻してくれと派遣会社に依頼すれば調達できるようになった
員数主義だ
軍隊でかつて行われていた員数主義だ
数さえ合わせればいいのだ実際に働けなくとも

その付けが二十数年たって出てきた
そんな気がする

自動車会社しかり
大手電機会社しかり

問題が顕在化していないが日本中に蔓延してるでしょう

春おぼろどこまで続くぬかるみぞ

「人は石垣、人は城、人は掘」
でしょうに






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