午前5時。東側 八甲田連峰 から日が昇る。気温が14℃で、ひんやりとして、肌寒いくらいだ。
青空が広がってましたが、山は朝陽を浴びてクッキリと見えていましたが、頂上は雲に隠れていました。
今日は第11回目の薬剤散布をする。これが今シーズンラストの散布だ。
散布薬剤は殺菌剤のみで、スス点、スス斑病を防ぐ特別散布を兼ねてです。あとは海藻エキスを加えて散布でした。
早速、散布開始です。天気は晴、風は東寄り微風、絶好の散布日和です。
昼前、我が家の園地の散布です。
今シーズンは芽出し前のハーベストオイルの50倍、特別散布に始まり、その他、11回の散布回数で済みました。ハダニの防除ですが、殺ダニ剤を使わずにこんな状態です。今年は1件の園地の殺ダニ剤散布した以外は殺ダニ剤を不使用で終わりました。我が家では12年も使わずに済んでいます。他の園地も病害虫の被害はほぼ無く、まずまずの防除でした。黒星病は無く、昨年多かった褐斑病も無く、ハダニの被害もなく、なんといっても、昨年多かったナシマルカイガラの被害もなく、散布回数も少なく、殺虫剤の使用を抑えた中で、ほぼ防ぐ事が出来た。今回の散布はりんごの実に被害をもたらすスス斑、スス点病を防ぐ散布で、特別散布と兼ねての散布です。
ラストの散布は早生品種、中生品種では「早生ふじ」、「トキ」、それに「ふじ」の有袋は省きました。なので、散布量が前回よりもかなり少ない。
午後3時、全ての散布が終わり、今シーズンの病害虫の防除は無事終了しました。ひとまずホッとしました。なんといっても組合員が怪我無く終わる事が出来たのは良かった。さあ、これから中、晩生種の着色管理に集中だ!