晴耕雨読、山

菜園・読書・山・写真…雑記

黒山三滝から八徳の一本桜、顔振峠

2021年02月23日 | 

4月から5月並みの陽気という前日の予報に誘われて山へ。人出が気になる日曜日だが、歩く人が少ないコースと判断して向かう。3台目に停めた駐車場から細い舗装路を進んで間もなく、黒山三滝の男滝と女滝。かっての修験道の行場は少し戻った天狗滝のほうが、それらしい険しさ。その脇から始まる本格的な登山道。すぐの分岐、情報を得ていたが傘杉峠への道は崩落のため進行禁止。左手の道に入る。短いがロープの岩稜帯を越え、大きなジグザグをとりながら杉林の山腹をしばらく行く。傾斜が緩んで、由緒あるらしい役行者像で一呼吸。その先で少し下り、登り進んで傘杉峠と顔振峠との分岐。奥武蔵グリーンラインと呼ばれる車道を刈場坂峠方面へ進む。わずかで現れた左手、八徳への林道を下って行く。まだかなと思っていたところにお目当ての一本桜が見えてきた。今日の主目的はこの桜を撮るための周辺状況の下見。都合よく、樹の下で手入れをされていた地元の人から話を聞くことができた。狭い車道への駐車や畑、私有地に入り込むなどカメラマンの身勝手な様子に頷くばかりだ。それでも、咲く時期には見に来てくださいと親切に言ってもらえた。再訪する際は地元に迷惑かけないようにしなければと思いつつ、その場を離れた。さらに下って、話の最後に教えてもらった顔振峠への山道に入る。緩やかに登る植林の道、予定した風影集落経由とは違う道を進んだようだが再びの車道。梅や早々と咲く桜を見ながら顔振峠(かあぶりとうげ)に着いた。ここまで数人しか出会わなかったのが数軒の茶屋もあり、ドライブの人も含めそれなりの賑わい。建つ石碑に書いてある義経、弁慶の伝説や渋沢栄一の義弟・渋沢平九郎の逸話など読んでにわか勉強。その義経が振り返って眺めたという南西方面の景色と陽光を浴びながら昼食。茶屋裏手から登った見晴台は期待ほどの眺望無く、戻って黒山バス停2.5kmの標識から下山道に。少しえぐられた区間あるも全体に歩きやすい道を下り、車道を進んで車に戻る。満車の駐車場周辺は路肩駐車や待つ車が並ぶ。近くの越生梅林を兼ねての観光らしい。早々に退散しよう。歩数計は22,000歩を数え、温泉に浸かりたいところだが我慢。一路、自宅へ車を走らせた。あの一本桜の撮影プランを巡らせながら。2021年2月21日(日)/(黒山三滝町営駐車場は無料、15台程度)駐車場 08:05~08:20黒山三滝(男滝・女滝)~08:30天狗滝~09:20役行者像~09:45分岐~(グリーンライン)~09:50車道分岐~(八徳入線林道)~10:10八徳の一本桜10:20~10:25登山道入口~11:10顔振峠538m(見晴台・往復15分)11:55~12:35坂尻~(車道)~12:55駐車場

         

    

    

    

    

    

    



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