県内のこども動物自然公園からやって来たコウノトリが先週から一般公開されている。荒川近くに来たついでに立ち寄ってみた。「天空の里」と名付けらた野生復帰センターはコウノトリの繁殖と放鳥をめざす全国4番目の施設。ケージの中には寄り添う2羽のつがいはオスが「空(そら)」、メスは「花」と命名された。市の広報誌で募集があった時に、鴻巣という市名や”ひなの里”という観光施設もあるので「こうたろう」「ひなこ」などと考えたことを思い出した。足が1本しか見えないので係員に尋ねると、休息時はもう1本の足を羽の中に入れているとのこと。確かに歩き出すと足は2本になった。施設内に展示されていた剥製は思っていた以上に大きい。コウノトリの里をめざす事業に疑問の声もあるが、コウノトリも住める豊かな環境づくりは必要だし、夢があっていい。例の”アベノマスク”が、2020年度だけでも保管費用6億円とか希望者への配送料10億円などの報道。こうした税金の無駄遣いとは違う気がする。春頃には産卵の期待もあるという。いつか親子で鴻巣の空に羽ばたく景色を見たいものだ。
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