スケッチブック30

生活者の目線で日本の政治社会の有様を綴る

スケッチブック30(イギリスの冤罪事件 疑問)

2024-01-18 13:52:54 | 日記
1月18日(木)
 イギリス郵便局(日本でいう簡易郵便局みたいなもの)の冤罪事件だが、ちょっと腑に落ちない点がある。数年前にシステムを入れたら、700人も逮捕されて有罪(局の帳簿上の残高と現金残高が合わない)となる事態が生じたとのことだが、もしそれまで郵便局にその種の問題が起きていなかったのだとしたら、何とも面妖な話である。新しいシステムの方がおかしいと、疑って当然であろう。ましてやイギリスは世界に冠たる教育システムを実施していると言われるお国である。合理的、自主的に考える国民性が確立されているであろうに、誰もシステムがおかしいと考えなかったとしたら、イギリス人はとんでもないトン馬で、イギリスの教育は嘘だったという事になる。
 またイギリスのマスコミもしかりである。日本のマスゴミと違ってイギリスのそれは、正確な報道をするとの評価を、受けている。それが冤罪事件を長年放置していたとは、普通には信じられない。
 またこのシステムは大きな郵便局にも導入された筈である。そこでも同様な事件があったかどうか、調べただろうに、それについての報道がなされていないことも不可解である。
 ここから私は推論する。郵便局長(簡易郵便局)の不正は、長年にわたって多くの人が、行っていたのだ。長年それに悩まされてきた郵便事業会社は、明確な証拠を掴む為に富士通のシステムを導入したのだ。そうしたら不正(冤罪であるが)がゴロゴロ出てきた。それ見た事かと郵便事業会社は、システムの方は疑いもせず、郵便局長の犯罪だと決めつけて告発をしたのだ。そういう下地があったのだと、私は思う。
 そうしたら富士通のシステムの方が間違っていた。で、物凄い数(700人有罪との)の冤罪が生じてしまった。そう考えると理解が行く。