山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

『秋月記』=葉室麟著

2012-12-20 18:14:56 | 読書

 葉室麟の『秋月記』を政見放送の収録のため東京に向かう間に読んだ。

 16日に立候補要請を受け、19日には政見放送の収録とポスター用写真撮影で東京に向かった。党本部で政見放送の収録を終えると、すぐに近くにある光陽印刷の指定の写真スタジオで撮影に入る。数十枚の撮影を終え、何枚か選んでCDに焼いてもらって東京駅に向かうと、携帯が鳴りだした。知らない番号だが、出てみると「岩手日報」という地元紙の記者とのこと。「立候補されるのですか?」と聞かれたが、「ノーコメント」と回答。くだんの記者は二戸駅で待ち構えていて再び「立候補されるのですか?」と質問。再度「ノーコメント」と回答。「ようするに肯定もしないが否定もしないという意味だ」と説明。とにかく顔写真をということで撮影には応じた。この写真が20日付「岩手日報」の記事になったわけである。

 ところで、『秋月記』のこと。読んだのは角川文庫版で、2009年1月、角川出版より発行されたもののを文庫化したものである。筑前の小藩・秋月藩で、専横を極める家老・宮崎織部への不満が高まり、間小四郎は、志を同じくする仲間の藩士たちとともに糾弾に立ち上がり、本藩・福岡藩の援助をえてその排除に成功する。藩政刷新に情熱を傾けようとする小四郎だったが、家老失脚の背景には福岡藩の策謀があった。藩政刷新をめざした仲間との絆が揺らぎ始め、小四郎は一人捨石となる覚悟を固める。葉室作品の共通した人物の高潔さが表れている作品である。


復活しました

2012-12-20 07:23:55 | 日記

 16日投開票の衆議院選に岩手2区から立候補(共産党公認)。もちろん、当選には至りませんでしたが、東北ブロックの共産党の議席確保に幾分は役に立ったと確信している(写真は選挙中、滝沢村で高橋ちづ子比例候補との共同街宣の時のもの)。

 選挙が終わったので、選挙準備のために立ち上げた「久慈茂雄のブログ」を終了し、今日(20日)から「山クジラの田舎暮らし」に復活しましたので、今後ともよろしくお願いします。

 私としては堅苦しいものは苦手で、気軽に肩の凝らないものを気ままに投稿し、好きな人に読んでもらえればそれでいいと思っています。年末に向かって、何かと多忙な折ですが、末永くお付き合いのほどよろしくお願いします。

 今日は、とりあえず復活のご挨拶。