ナニャドヤラ大会迫る

　第２３回北奥羽ナニャドヤラ大会は、今週の土曜日（１８日）に洋野町の大野地区中ぐ心街、大野小学校校庭を会場に開催される。
　ナニャドヤラは岩手県北部から青森県南部にかけての地域で行われてきた盆踊りで、かけ声に「ナニャドナサレノナ～ニャドヤラ」と入るので、ナニャドヤラと呼ばれている。地域によって太鼓の使い方やテンポ、踊り方などに違いがある。二戸地域など内陸部では太鼓を斜め横にしてたたき、沿岸部では体の前につるしてたたく。いずれにしても哀調を帯びた調べで、歌詞にあるように昔は「夜明けガラスの渡るまで」踊ったという。
　大野地区では前日から大野祭りが開催されていて、１７日は午後３時から「お渡り」があって、大野盆太鼓保存会はナニャドヤラでパレードに参加する。１７日夜は懸賞盆踊り大会が行われる。１８日はナニャドヤラ大会で午後２時から街頭流し踊りの審査、午後５時からは舞台審査が行われる。見習いである私は、今年もノボリ持ちということになった。審査対象以外の分には参加できるのだが、私が混じったのでは評価が下がってしまうということで、仕方がないと思う。

　大会に向け大野地区には大会のノボリが立ち並び、駅前広場には参加団体の看板が設置され雰囲気を盛り上げている。
　ぜひたくさんのみなさんにお出でいただきたい。