やまちゃん奮闘記

1970年代から海外に出かけ、滞在した国が合計26か国、21年の海外生活が終わりました。振り返りつつ、日々の話題も、

空海漂着の地、霞浦県赤岸の探訪 その1

2016-08-15 | 歴史・文化
霞浦1霞浦2Aこの7月に福州市の開元寺を訪問した折に、804年に空海を乗せた船が、嵐に合い、福州の北の海岸に漂着した歴史を書いた。

空海を乗せ出航した第16次遣唐使船4艘は、途中暴風雨に遭い、うち2艘は消息を断ち、空海の乗った第一船は漂流した後、
8月10日に「福州長渓県赤岸鎮己南ノ海口」(現在の福州市から北へ約250キロに位置する海岸)にようやく辿りついた。

この漂着した場所を前々から探訪してみようと、計画していた。昨日、雨の天気予報がはずれ、晴れとなったので、決行した。

赤岸村は現在は、福建省宁德市霞浦县赤岸村で、福建省福州市と浙江省温州市の中間点に位置する。(または、沖縄の真西付近と言えようか)

私が住んでいる連江からは165kmの地で、高速火車で約45分、長距離高速バスで約2時間で行ける。

しかし、高速火車は4本/日、高速バスは2本/日とまったく不便。

連江1連江2霞浦3連江の駅は周りに何もない箇所にあり、また霞浦の駅は駅前に食堂などあり、少しは観光地のようですが、似たり寄ったりでした。

午前11時頃に連江の駅に行き、12時34分のD2282便の切符を買おうとしたが、全席売りきれで、仕方がなく、無座券(立ち席券、33.5元)を買った。帰りの切符は、21:00のD6337便の一等(40.5元)が何とか買え、いざ(?)出発した。

D2282電車に乗ると、ドア付近は満杯で、通路も左記写真の様であった。45分間我慢することにした。

霞浦(Xia2Pu3)に着き、駅前の食堂で、水餃子を食べながら、店の親父と地図を見せながら、どう行けば良いか相談したら、歩いて行けると。

後からの疲れ・暑さを考え、バイクタクシーを捕まえることにした。地図を見せ、赤岸村(Chi4An4Cun)の「空海坊」(KongHaiFang)まで行ってくれと、値段交渉(15元)をし、出発することにした。

(中国のド田舎でも、バイクタクシー (中国語では摩的=Mo2Di2)は結構、拾えるので、なんとかなるものですね)

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