「中国には世界最多の人口を擁する中所得クラスターが形成された」と。中央政府が中国に世界最大規模の中所得クラスターが形成されたと明確に打ち出した。
少なく見積もっても、現在の中国には中所得クラスターが3億人以上おり、世界の中所得クラスターの約30%を占める、と。
世銀の標準では、中所得とは成人の一日あたりの収入が10~100ドル(1ドルは約112.8円)、年収にして3650~3万6500ドルの層を指すという。ドルの対人民元レートを1対7と控えめにみると、世銀の標準では年収2万5千~25万元が中所得になる。
「2016年の国家統計局のデータで説明すると、全国の国民を5段階の所得グループに分けた場合(各グループの人数を約20%ずつとする)、低所得グループの可処分所得は5529元、中の下グループは1万2899元、中所得グループは2万924元、中の上グループは3万1990元、高所得グループは5万9259元になる」という。
中の上グループと高所得グループを合わせた40%は世銀の中所得クラスターの標準に当てはまる。高所得グループ内で可処分所得25万元以上のクラスターが10%になっても、残りの10%と中の上グループの20%を合わせて、中国の中所得クラスターの規模は30%に達する。→中国網の情報
中国人の爆買いも理解できそうですね!?
<追記>
ちなみに、日本人の年収を見てみると、
【男性】
大卒・大学院卒 644万円(402.5 千円/月)
高専卒 494万円(308.8 千円/月)
高卒 404万円(252.5 千円/月) ←こちらの2015年度版の情報
3万6500ドルは、約411万7000円(112.8円/ドル)ゆえ、高卒程度。
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