横浜市内を走るバス、横浜市内から隣の市へ向かうバス、逆に隣の市から横浜市に向かうバス、横浜市営地下鉄などが、乗り放題の敬老パス。
運転手に提示するだけで、または改札で提示するだけで、無料で利用できた。しかし、この10月からICカードに移行するという。
現行の紙の敬老パス(表:氏名、交付番号は見本用に記入したもの)
現行の紙の敬老パス(裏面)
横浜市から、敬老パスのICカード化の通知が、昨日、届いた。
今年の10月以降、紙製の敬老パスがICカードに移行すると。
背景にある問題は、交通事業社と市で紛糾している、想定利用回数だ。つまり、交通事業者への市からの助成金額の攻防が問題となっている。→こちらなどの報道
開始当初(1974年)は月平均の利用回数を「6回」と想定。その後、事業者との話し合いなどを経て段階的に現在の「15・5回」まで増やしてきたものの、バス事業者の実態調査では「22~24回」との結果が示されており、いまだ大きな開きがあると。→こちらなどの報道
横浜市は10月から、利用回数などを把握するために現行の紙製からICカードに切り替える。
市は、市民の高齢化に伴い事業費が増加を続ける中、利用実績を正確に把握することで、持続可能な制度に向けた方策を検討する考えだ。
現行では、年収によって、敬老パス取得における各個人の負担額が上記表のように設定されている。
平均的な年金受給者は、負担額は7,000円だ。→出典はこちらのサイト
私も、結構、頻繁に利用している。週1回、これら交通機関を利用する人は、往復440円X56回/年=24,640円を払うべきところ、7,000円の負担だけではメリットは大きい。
敬老パスの個人負担金額が大きく増える可能性も出てくるだろう!?
敬老パスの見直しが進み、最悪、敬老パスの廃止の可能性もある?→こちらなどの報道
今後、どうなるのかな?
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オンデマンドバスとは新鮮な企画ですね。
人口370万人の横浜市とはやはり違いが出てくるのですね。
でも、歳をとってくると、スマホ操作はネックですね。
横浜では、杖をついてよちよち歩きの人が、敬老パスを利用して、バスに乗ってくるケースをたくさん見かけます。乗車口近くの座席の人は、座席を譲ったりしてます。
これからは、バスの構造をこれらの人の為、改造する必要性も出てきますね。
そうでないと、世界の後進国になりつつある日本に希望はないですからね。
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/900078/
但し、路線や時刻表は無く、スマホで予約するとAIが最適路線を選択するというものです。
https://ameblo.jp/bigsur52/entry-12722687899.html
http://www.town.umi.lg.jp/uploaded/attachment/12170.pdf
このタイプが将来田舎では一般的になると予想できます。無料というのはこれからの高齢化社会では持続可能性がないですからね、仕方ないです。
更に将来はAIによる自動運転になるのは確実です。田舎は交通量も少なく比較的自動運転に向いているでしょうから。今後、高齢者が車を所有し、運転するというのは経済的にも安全の上でも合理的ではないですからね。
問題は利用者は高齢者なのでスマホで呼べるかという点。まだガラ携の人も多いですから。それでボランティアで高齢者向けのスマホ相互学習会の立ち上げを計画中です。
https://ameblo.jp/bigsur52/entry-12739013408.html
https://ameblo.jp/bigsur52/entry-12740160692.html
ところで、これまでのteacup siteが7月で無くなることになり、ブログサイトがAmebloになりました。ネットの世界でもビジネスモデルが変わりつつあります(笑)