旧日本軍が多くの中国人を殺害したなどとされる「南京事件」が起きた中国の南京で、道を尋ねる日本人の女子学生に対し、地元の人たちが親切に案内する様子を映した動画が、日本と中国の双方のネット上で話題を呼んでいる。
動画では、中国に留学中だという日本人女子学生が南京に住んでいる20人余りに道を聞いたところ、いずれも親切に対応してくれた。
さらに、南京事件についても触れたが、「日本人だからとか、南京大虐殺があったからという理由で危険な目に遭うことは絶対にない」と返されたという。 →NHKなどの報道
動画の真実味を疑問視するコメントもあったが、「疑わしく思っている人は中国に行ったことがないのだろう。自分の周りの中国人はみんな親切で友好的だよ」とのコメントも見受けられたと記事は紹介している。
また、「戦後に生まれた日本人の多くは責任を感じていないが、だからこそ責任の所在を意識する必要がある」とのコメントや、「ホロコースト記念館のガイドの人が『あなたたち若い世代には当時の責任はないけれど、同じ過ちを繰り返さない責任はある』と言ってた」とのコメントも。
一方、中国のネット上でも、「一般市民はみんな友好的だ」「日本は南京でひどいことをしたが、普通の人々が悪いわけじゃない」「歴史を忘れないことと恨み続けることはまったく別」などのコメントが寄せられている。
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