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F1の小部屋 NEO

F1のリザルトについてあれやこれや好き勝手にコメントしてみようと思います。レース終了後1週間以内に更新(目標)。

ROUND 15 JAPANESE GP

2012年10月13日 01時24分39秒 | Weblog
1位 S.ベッテル レッドブル・ルノー
2位 F.マッサ フェラーリ
3位 小林可夢偉 ザウバー・フェラーリ
4位 J.バトン マクラーレン・メルセデス
5位 L.ハミルトン マクラーレン・メルセデス
6位 K.ライコネン ロータス・ルノー
7位 N.ヒュルケンベルグ フォースインディア・メルセデス
8位 P.マルドナド ウイリアムズ・ルノー
9位 M.ウェーバー レッドブル・ルノー
10位 D.リチャルド トロロッソ・フェラーリ

 日本GPです。可夢偉は何と予選3位!表彰台を充分狙える期待の持てるポジションです。さて、スタートですが6番グリッドのアロンソと7番グリッドのライコネンが接触。ライコネンはフロントウイングを失うもレースを続行。一方アロンソはタイヤがパンクしてまいリタイアです。ポイントリーダーのアロンソとしてはこのリタイアは痛過ぎます。事実、レース終了後にはベッテルに僅差で並ばれてますから。2番グリッドのウェーバーは4番グリッドのグロジャンに追突されスピン。最後尾まで後退してしまいます。しかし、グロジャンにとってこの事故はまずいですね。グロジャンは3戦前のベルギーGPでスタート直後に、大混乱の原因となるクラッシュを引き起こしています。この過度で1戦出場停止と罰金5万ユーロ(約500万円)のペナルティを受けたばかり。そもそも、この事故を起こす以前からグロジャンの荒いドライビングに対して、他のドライバーから苦言が呈せられていたということもあり、今回の事故はグロジャン自身の立場を追いやることにもなりかねません。レース後ウェーバーに謝ったけど、許してもらえなかったみたいですしね………。さて、先頭のベッテルは早くも独走態勢。後続を引き離しにかかります。早くも勝ちパターンの展開です。そして、気が付けば可夢偉は何と2番手を走行!いつになく理想的なレース展開。しかし、1回目のピットストップでリチャルドに引っかかりマッサの先行を許して順位を落としてしまいます。最後のピットストップを終えても上位陣に順位の変動は無し。しかし、4番手のバトンが猛スパート!3番手の可夢偉に猛烈な勢いで迫ってきます。1周につき1秒も差を詰めてくるバトンに対して可夢偉は成す術が無いのか?夢の表彰台は幻となってしまうのか?バトンはしきりにオーバーテイクの機会を伺います。マシンの性能差からしてかなり不利な状況であることは明らか。ファンの目にはあたかも可夢偉が猫に追われる鼠の様に映ってしまいます(汗)。万事休すか?しかし、バトル巧者の可夢偉。射程距離内に付かれるも、巧くバトンを抑え込みます。そして、この死闘を制し3位でフィニッシュ!遂に悲願の表彰台を、地元鈴鹿で達成することができました!ここ鈴鹿で日本人が表彰台に立つのは鈴木亜久里以来22年振り!ってもうあれから22年経つんですね(汗)。あの時はピケとモレノが一緒に表彰台に立っていたんですよね、懐かしい!F1で日本人が表彰台に立つのも佐藤琢磨以来8年振り。って、あれからもう8年経つんですね~(しつこい)。琢磨はインディ500で優勝までもう一歩のところでまで迫るなど新天地で活躍しております。尚、インディ500、ファイナルラップでの果敢なアタックのおかげでアメリカ人のファンが増えたとか(汗)。怪我の功名というか、琢磨のファイティング・スピリットはアメリカ向けなのかも知れませんね。さて、悲願の表彰台を遂に実現させた可夢偉。ガチンコ勝負でもぎ取ったこの表彰台は値千金。今後F1を戦っていく上で大きな心の拠り所となるでしょう。そして、やはり次に目指すは表彰台のてっぺん。レースをやっている人間なら誰もがここに登ることを狙っています。さらに、可夢偉にはここを狙うだけのポテンシャルがあると信じています。次はダブルヘッダーの韓国GP。この勢いを持続して、次もいいところを見せて欲しいですね。

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