◎末松太平事務所(二・二六事件異聞)◎ 

末松太平(1905~1993)。
陸軍士官学校(39期)卒。陸軍大尉。二・二六事件に連座。禁錮4年&免官。

◎「1月5日・本日の新刊本です」「え?」◎

2023年01月06日 | 末松建比古


◎「1月5日。本日の新刊本(人文)です」
※ネット検索していたら「ジュンク堂池袋本店」の店員サンが こんな画像を掲載しているのを発見した。
背表紙だけが見えている新刊本と 表紙がバッチリ見えている新刊本とでは 第一印象が全く違ってくる。
上野千鶴子サンの著書(多分売れます)と 末松太平の著書(多分なかなか売れません)の表紙を並べていただいたこと。
ジュンク堂の店員サンに感謝感謝である。

◎続けて《小山俊樹サンのTwitter》を 運良く発見。こちらは 1月3日付の記事である。
※「中央公論新社様から 1月の新刊『完本 私の昭和史/二・二六事件異聞』をご恵投賜りました・・・」
「(私の昭和史は)昭和維新活動を活写した幾多の書籍中で 最も価値の高いものの一つ/(今回の拾遺には)有用な文が多い。例えば『映画「脱出」について』では、岡田首相を女中部屋で見逃した実在の士官と末松の会話があり・・・/ノンフィクションを越えた史実の重みを感じられるのです」・・・好意的な紹介が嬉しい。
※「小山俊樹氏」をネット検索する。帝京大学文学部史学科教授。1976年生れ。著作に《中公新書「五・一五事件/海軍青年将校たちの『昭和維新』》があり サントリー文芸賞を受賞している。 ※小山サンの年齢に吃驚。末松一輝(末松太平の孫)よりも年下である。当時のことは「資料文献の類い」に頼るしかない。
上記に引用した部分でも「尾島曹長」を「士官」と誤記しているが 筆者の年齢を考えれば「間違えるのも仕方ない」ことかも知れない。

◎今回のタイトル。「1月5日・本日の新刊本です」「え?」
※「2023年1月10日初版発行」と記されている本なので「え?」。一瞬オドロイタというわけですね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◎江翠サンにも(ご自分のブログ「歴女同盟」で)「完本 私の昭和史/二・二六事件異聞」を紹介していただいた。
※「お父上の著作や資料を保管されて 情報を発信し続けられる建比古様のご努力も有難いこと」と 面映ゆいことも書いていただいた。
「歴女同盟」を検索して ご一読いただきたい。
※江翠サンの紹介文は 今回の「完本」で「拾遺」された『有馬頼義の「二・二六事件の暗殺者」について』が中心になっている。
小山サンの紹介も「拾遺」された『映画「脱出」について』が中心になっていた。

※確かに どちらも《「私の昭和史」拾遺》であることに間違いはない。
しかし どちらも《「二・二六事件異聞」拾遺》ではないのである。
・・・え? どういうこと?。この辺りのことも含めて 私自身が《「完本 私の昭和史」解説》を書くつもりでいる。(末松)
コメント