大変ご無沙汰いたしております。今年も2月26日が巡ってまいります。74年もたったのです。何もできないまま日にちが過ぎてゆきます。
先日、昭和51年ごろに書かれた市倉徳三郎という方の「歩兵第三連隊 その栄光と落日」という本を読みました。昭和40年代に次々と出版された二・二六事件の「真実」ものが、大先生も含めて、いかにでたらめか、ということを書いておられました。市倉さんは、歩三の大十一中隊の方で事件にも参加された方です。歴史を扱うもの、歴史に発言するもの、いわんや歴史を商売にされている作家の人たち、、に対する警鐘として読ませていただきました。
しかし、このようなことがおきるのも、事件の当事者からの発信がないからだ とも言われております。インターネットの二・二六事件に関する記事は、本当に間違いだらけですが、肝心の教科書や相当の方の書き物でもいきなり変な分かりにくい表現になります。分かりにくい表現や、逆にあまりにも簡単に分かりやすい表現は、事実を正確に理解していない証拠なのだと思いました。難しいですね。
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今泉記注:このブログのコピー、転載などは著作者の書面による同意なしには行えません。(すべての記事に適用されます)
先日、昭和51年ごろに書かれた市倉徳三郎という方の「歩兵第三連隊 その栄光と落日」という本を読みました。昭和40年代に次々と出版された二・二六事件の「真実」ものが、大先生も含めて、いかにでたらめか、ということを書いておられました。市倉さんは、歩三の大十一中隊の方で事件にも参加された方です。歴史を扱うもの、歴史に発言するもの、いわんや歴史を商売にされている作家の人たち、、に対する警鐘として読ませていただきました。
しかし、このようなことがおきるのも、事件の当事者からの発信がないからだ とも言われております。インターネットの二・二六事件に関する記事は、本当に間違いだらけですが、肝心の教科書や相当の方の書き物でもいきなり変な分かりにくい表現になります。分かりにくい表現や、逆にあまりにも簡単に分かりやすい表現は、事実を正確に理解していない証拠なのだと思いました。難しいですね。
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