国道107号線から北上市役所に向かってすぐの所、
中央分離帯にこつ然とたっている
「ナラカシワ」
樹周4.2m
樹高18m
樹齢300年
昭和46年、道路の拡張工事の話が持ち上がった時、
伐採か、保存かで論議されたが当時の市長の配慮で残されたものだそうです。
残念な事に今は安全対策などで樹幹7mで切断されています、
話によると、根っこにマイタケが発生して一時話題になったそうです。
こんな配慮ができるというのは余裕なんですね、
北上市は各所に大木が残っていて保存活動が盛んです。
民間で作っている『きたかみ巨木の会』が中心になって頑張っていますが、
私も地区外ではありますが末席を汚すというか幽霊会員になっています。
情報が知りたい方は連絡してください。
当時の市長さんと「きたかみ巨木の会」に拍手したいですね。
立派な箱物も次代に残りますが、こういう樹木も何十年、何百年と残ります。見る人ごとに「当時の市長の配慮で・・・」と語られるのですから、栄誉のある善政と言えます。
箱物行政が多い仲、良くやったという以外ありませんね。
「きたかみ巨木の会」では樹齢900年和賀仙人の峠の姥杉など市内の巨木を調査して保存を訴えています。