今日は1日雨が降っています、なんか珍しい感じがします、やはり秋晴れが嬉しいのですが晴ればかりではこれも大変です。
ツリバナの実、はじけたとたんに不思議な物に変身
「ツルリンドウ」の実です、うちの近くにはけっこう見られます、名前の通りつる性のリンドウで地面を這ったり他の木や草に絡んで花を咲かせ実をつけます。
これは樹木では有りませんが「スズメウリ」です、カラスより小さいからスズメだそうです。
「ノブドウ」の実、不食、「ノブドウミタマバエ」などの幼虫が入って肥大したり色が変わったりするそうです、この色はチト怖いですがもっと多彩で美しいと思えるものも沢山あります。因みにノブドウは木本であろうと思いますが草の図鑑にもありました?ツルが木質化して来年も残るので樹かなと思っているのですが。
「ヤマガシュウ」の実、前回で紹介した赤い「サルトリイバラ」と親戚です。葉っぱもよく似ていますが少し優しい感じがします。草本の「シオデ」とも親戚です。シオデ科でくくられるようです。
ちよっと分かりづらいですが「ヘクソカズラ」の実です。花は綺麗ですね。
「ムラサキシキブ」の実です、この葉っぱは黄色くコウヨウします、お庭などで沢山の実をつけているのを見ますが、あれは栽培種の「コムラサキ」だそうです。
ちょっとこれも分かりづらい!「クマノミズキ」の実ですね。「ミズキ」とよく似ていますが葉のつき方も枝の出方も違うし花の時期も1ケ月以上遅く咲くので区別できます。葉柄が赤く目立つので秋に赤い花が咲いたのではないかと勘違いするほどです。
美味しそうですね、山葡萄ではなくて「マツブサ」というつる性の実です、これは食べられます、人によっては美味しくないので見向きもしませんが私は食べます、名前のとおり蔓も葉も実も松の香りがします、私は生でも食べますが焼酎にも漬けました。とても綺麗な赤になります。別名「ウシブドウ」
最後にご存知ハイノキ科の「サワフタギ」の実です。瑠璃色の実ということから別名「ルリミノウシコロシ」と呼ばれていますが、ウシコロシはバラ科の「カマツカ」の別名、牛の鼻管に使われたからとか強靭だからとかあるようです。鎌の柄にはいいようです、今となっては牛の鼻には使われないようです。因みにカマツカの実は赤色です。ドントハレ!