この間の十二湖の近くで見ました、こんな「クサギ」のみは初めてです。
それから
これも「クサギ」なんですが?葉っぱもその名の通りくさい!
突然変異でしょうか、こんなクサギの実を見た方がいらっしゃいましたら教えていただけると幸せです。。
普通のクサギの実はこんなのです。
花はこんなのです
先日のカツラの話の続きです、この国指定天然記念物のカツラですが、{曹洞宗早池峰山龍源寺・1574年開山のお寺、シダレカツラの原木は大迫町内川目の山中で発見され岳の早池峰神社在所の妙泉寺境内に移植され後に慶守大和尚がこの地に移した。文政七年1824年本堂修築の際、樹高30メートル余りの巨木に育ったこのカツラを伐り寺の用材として用いた、そのとき使った3尺巾の板戸が今も残っている。現在のシダレカツラは伐株から萌芽して成長した物で樹齢約170年、高さ22メートル樹周3,5メートル}←看板より抜粋
株元はこんな感じです
まるでスダレ状態
これは龍源寺のシダレカツラから株分けされたもので盛岡市内にある樹齢90年のシダレカツラです。冬になるとこんな感じになります。
ほんとに枝垂れていますね。
それから、ある人(S氏)に聞いた話しですがカツラの学名は「アデランス」と言うのだそうです。大笑い、ドントハレ。
この間の日曜日、私は東和町土沢の「アート&クラフトフリーマーケット」にお店を出していましたが、午前中だけ野鳥の会の自然観察会に行ってきました。10月は毎週のように観察会が入っています、19日も26日もです。
さて今回は町内の樹木を何種類か見学しましたが、なんといっても有名なのが国指定の天然記念物「カズグリ」です。
「カズグリ」は別名八房栗といわれていて小さな栗のイガがブドウのように連なって実ります、食べるには不向きのようです。突然変異とはいえ変わった栗があるものですね。
つぎは「しらき」です、この地域では無いという先入観からなのかもしれませんが私は始めて見ました、図鑑では見ていましたが確認したのは初めてでした。なんだかしつこい言い方ですね。
この地域は看板のように「泥金山」と呼ばれている地域です、なぜか沢山のシラキが自生していました。北限のシラキ。
ほんとはこの上の「泥金牧場」を訪ねて自然観察会をする予定でしたが、2匹の熊がその牧場に落ち着いて動こうとしないので危険だということになり樹木と史跡の見学となったようです。
シラキの実ですが面白い格好をしています。
この実から昔は油を絞って食用油や灯油にしていたという
実が沢山付いていましたが紅葉も綺麗なようです
変わった葉っぱです、次に見たらきっと分かるでしょう。
幹です、これだけではシラキと同定するのは難しそう
シラキの語源は材が白いところから来ているそうです。
それから若い枝や葉を傷つけると白い乳液が出るそうです。
次にどちらもエドヒガンザクラの大木2本です
ソメイヨシノの大木はあまり聞いたことがありませんが、?このエドヒガンは案外大木が有るようです。
枝がシダレている樹木はいろいろ有ります、そのなかでも一番知られているのがシダレ桜ですが岩手県というか盛岡ではシダレ桂が有名です。
桂本来の性質から言うと枝がたれるのは大変珍しい現象だそうです、全国に7本ある国の天然記念物の桂の中でシダレは盛岡のものだけです。
話によると大迫の山中で発見された珍木が早池峰神社在所の妙泉寺に移植された後盛岡の龍源寺に移されたものだそうです、その後一本のシダレ桂から取り木などして増やされたのが岩手県内に植栽され今に至っているということです。
さすが盛岡です、用事が有って盛岡の街中を車で走っていたら家の屋根越しに大きなシダレ桂
下から見てみました、今はすでに葉を落としていますが葉っぱを付けたらすごいだろうと思いました。
盛岡市の保存樹木となっていました、樹齢は90年、ほんとに狭い街中の一軒のおうちの田舎と比べればほんとに狭いお庭に立っていました。
落ち葉の管理など持ち主の方も大変だろうと思われますが、保存樹木なので何か行政のほうで考えているのかもしれません。
天然記念物のシダレ桂は、市内から13キロほど離れた龍源寺の本堂裏手有ります、今度春先にでも見に行きたいと思っています。