イーハトーヴ里山の樹木ウオッチング

岩手県の北上山地に住まいする私が四季を通してイーハトーヴの里山の樹木と自然と生活をウオッチング。

今朝起きたら大変な大雪でした

2005-12-27 21:21:49 | Weblog
岩手県は雪国ではないと思っていたのですが、今年の岩手県は雪国でした。30cmぐらいの降雪がたまにあってもその間に晴れたりすれば屋根の雪が落ちたりして累計ではたいしたことが無いのだけれど今回のように30cmぐらいの雪がひっきりなしに降ったのではたまりません、まいりました、今日は半日雪かきでした「ああ疲れた!」
しかし日本海側や北陸ではこんなものではないようで、贅沢はいえません。
そういえば私の母親は富山県の出身で「本当に雪は嫌いだ」といつも言っていました、そんなに嫌わなくてもいいのじゃないかと思っていましたが、今その気持ちが少し解ったような気がしています。
大雪に見舞われて久しぶりに母親のことを思い出しています。

2005、真冬日の餅つき

2005-12-26 18:18:31 | 生活
2005年は大雪の中暮れを迎えようとしています。
今日も吹雪ですが予定通り慣例になっている年末の餅つきをしました。今年の餅つきはうちの奥さんと二人だけ、ちょっと寂しい感じですが、いつまでも子供が家にいたのではこれも心配なこと、まず、こちらに来てから16年16回目の餅つきが出来たことを良かったと思う事にしました。
はじめの頃の餅つきは、お米の蒸かし具合とか搗き具合とかなかなか上手く行かず、ツブツブが残った餅や、蒸かし過ぎてべチャットしたものになってしまったり、それでもみんなで喜んで食べたものでした。
近頃は自分で言うのもなんですが、準備段階から搗き上がって食べる、伸し餅を作る、片付けをする所まで手際がとてもよくなりました。
つきあがれば、納豆やきな粉、あんこ、大根おろしなどで絡めて食べる、ついつい食べ過ぎて後で胸やけがして困ったりしたものでした。楽しい思い出です。
因みに手づくりの臼は譲られたものですが「ミズメザクラ」の木を使っています、杵は私が枝つきのカエデの木で作ったものです。

平原綾香のファンです

2005-12-24 11:38:04 | 生活
今朝の朝焼けです、昨日も沢山雪が降りました、北陸や日本海側とは降る量が違いますが、安心していると鶏小屋がつぶれたりするので気をつけねばなんね―だ。
話は違うけど先日、平原綾香の3枚目のCDアルバム「from to」を買いました。
私はけっこう若い歌手が好きで、平原綾香のアルバムは全部持っているし、その前は「ミ-シャ」を毎日聞いていたし、「サザン」も好きだし、中年では「ユーミン」「中島みゆき」などなど、そうそう「尾崎豊」なんかも好きです。
さて、いい音楽は気持ちを良くしてくれます、そういう意味ではいまいちばんいいなーと思っているのがこの「平原綾香」です、前の2枚も良かったけど今度のもとてもいいです、特に「ユーミン」の「晩夏」は秀逸です、この歌い手しか歌えないと思わせるほど自分のものにしているのは凄い。またユーミンの詞がとてもいいですねー。
私の睡眠導入歌になっています、私にとって睡眠導入に必要なものなどありませんが、なぜかといえば横になればすぐ他の世界に旅立ってしまうからです。

煙突掃除はこまめに!

2005-12-20 21:27:18 | 生活
私の家は全部ではないのですが薪を燃料に使っています、部屋のストーブ、お風呂の釜、表のカマドなどです。薪を燃料にすると必ずやらなければならないのが煙突掃除、煙突が細くて長くて曲がる場所が多いほど詰り易く掃除の回数も多くなります。
煙突にススがつまり始めると徐々に燃えが悪くなり部屋の温度が上がらなくなります、しまいには燃えなくて部屋中が煙だらけとなります。そんな時は家中が薫煙されて人も、洗濯物も、本もすべて燻製となってしまいます。
いつもそうならないうちに煙突掃除をしようと思っているのですが、やはり詰まってから「もう我慢が出来ない」といって掃除を始めるのです。まったく学習しない人たちです。
掃除の済んだストーブは、火をつけるとスーッと煙を吸い込みゴーゴーと音がして小気味よく燃え盛ります、それを見ているとほっとして暖かくなりまたじゃんじゃんと薪を詰め込みます。けっこうこんなことで幸せを感じたりするのです。

吹雪の中、今年最後の俳句会

2005-12-19 17:56:43 | 俳句
昨日は全国的に大荒れの天気だったようです、こちらも吹雪となり雪も余計に積もりましたので今朝は雪かきで大変でした。
写真はサルトリイバラの実です、いけばなの世界では「サンキライ」と呼ばれていて珍重されているようです。
さて、私の俳句は、生活の中で「あっ」と思ったことやちょっと感動したことなど書き留めていた程度なのですが、今年の秋から地元の俳句会に参加させてもらって月に一度頭がはげるほどひねっています。恥ずかしながら今月の私の句を披露いたしますので笑ってください。
 兼題句
   ○ 朝焚き火 そり身に重い ランドセル
   ○ 襟を立て 一瞬の風  木の葉髪
   ○ 雪雲に  追われてトタンたたく音
 席題
   ○ 底冷えに 寄合いの人 皆無口
   ○ まな板の ふてぶてしくも 子持ち鱈
先生には季語が二つだとかよく注意されたしますが今回は大丈夫のようでした。
ご意見などありましたら気軽にどうぞ。

カリンの加工に挑戦

2005-12-18 10:31:06 | 料理
この間は柿酢を仕込みましたがその後あまり変化は無いようです、続いて気になっていたカリンの加工に挑戦しました。
ずいぶん前に植えたカリンの木は丈夫に育っていて毎年沢山の実をつけてくれていました、以前、焼酎ずけやジャムを作ろうと思って煮詰めてみましたが渋いというかに崩れないというか思うように行かないのでくやめていました。
私のカリンの写真にコメントを寄せてくれたcubeさんのブログを参考に水飴とジャムを作りました。ジャムはやはり上手くいかず水飴はとても良い仕上がりでした。
写真は出来上がったカリンの水飴とカリンの実です。

柿酢を仕込みました、kakisu①

2005-12-14 12:33:49 | 生活
柿酢作り①、今年は早めに雪が降ってきたのであわててもらった柿で仕込みました。
ただの柿が柿酢になるまでの様子をこれから何回かに分けてお知らせします。
出来合いのお酢に柿を入れた柿酢ではなく、ただの柿が自分の持っている酵母で発酵してお酒になりお酢になる、天然醸造柿酢なのです。
とえらそうに言ってしまいましたが、上手く行くかどうか解りません、失敗したらそれもそれでよいかな。
⇒まずはポリ容器(甕)汚れやゴミを取りながらヘタをとって入れます、柿は甘でも渋でもok、熟していてもまだ少し堅くてもよし。
そして、ハエなどの虫が入らないように布か紙でふたをします。また、種として以前に作った柿酢を入れるか市販の醸造酢を少量入れても良し。
今回は何も入れていません。あとは勝手に野となれお酢となれ。

傾斜のきつい屋根はいつまでも雪が残らない

2005-12-12 18:46:27 | 生活
私の家の隣の隣の隣の家です、赤い屋根は左が「厩」牛などの小屋です、この屋根の形はマンサードといってとても傾斜がきつく出来ています、2階建てになっていて屋根の部分が上の階で、上の階には稲藁など牛などの餌が貯蔵できるようになっています。うんと大きな厩以外は柱や梁などの構造材がなく、ちょうどパイプハウスのようになっています、パイプの代わりに少し厚めの板を沢山つかって屋根を支えているわけです。
その隣右側がお母屋ですがこれも傾斜がきつく出来ている典型的な民家です。
私が今とりあえず16年間住んでいる家はいわゆる「文化住宅」というやつで風土にも仕事にもそぐわない家でその使いづらさばかりが目立っています。
いつか近いうちに自分の力で生活と風土に似合った建物「家」を作ろうともくろんでいるところです。

ツルウメモドキは青空と雪が似合う

2005-12-11 17:39:27 | Weblog
ミズキという木に絡みついて沢山の実をつけたツルウメモドキです。
今年2回目のどか雪の後の晴天にひときは目立つ赤い実です、まあドカ雪といっても25センチぐらいなのですが、この実は黄色い殻を持っていてパカット割れて赤い実が出てくるのです、その時の黄色と赤の色の具合がとてもいいです。

気嵐

2005-12-09 06:10:52 | Weblog
放射冷却で川や地面との温度差で発生した霧のことを気嵐(ケアラシ)と表現するのだそうです、ところが広辞苑などを調べても意味が出ていない、この言葉は存在していないのだろうか?それとも気象用語か何かで専門用語として一部の特別な世界でしか認知されていないのだろうか?。
ともあれ急に冷えた気温と地表や川の温度がぶつかってこんな現象になるようです。
それから霧が里のほうから押し寄せてくるのがはっきり解る時がありますがこんな時も「オ、オー」となって心の中で小さく感動してしまいます。自然の奥深さを確認する日々です。