イーハトーヴ里山の樹木ウオッチング

岩手県の北上山地に住まいする私が四季を通してイーハトーヴの里山の樹木と自然と生活をウオッチング。

とうとう見つけた本

2011-01-27 18:31:41 | 

以前に樹木関係の本を読んでいて、アイヌ民族研究家の「更科源蔵」氏の「コタン生物記」から引用したという一文を読んで感心し、あわてて?その本を捜したことがありました。
案の定絶版重版未定というネットの本屋さん、その時点ではそのうちにその本に会えるだろうと思いつつ忘れてしまいました。

ところが近頃読んだ本、写真家・著作家でアラスカに住んだ「星野道夫」氏の「旅をする木」で久しぶりに「更科源蔵」氏の名前に出会い、古本のネットで検索したところ、とうとうその本に出会うことが出来ました。

少し日焼けが有りますが、帯付きで綺麗なものです。

アイヌの人々がすべての生物を神として仲間として生きてきた様子が楽しく描かれています。じっくりと読ませてもらおうと楽しみにしているところです。

私は気になる本はとりあえず買ってしまうという癖があります、という事で家にはとりあえず買ったけど読まなくて棚でほこりを被っている本が結構あります、でもいつか読むことになる、いつか必要になるのだからいいのです。好い本は財産です。なんちゃって!

今日は気になっていた本が手に入ったので嬉しくて、お知らせいたしました。

因みに、星野道夫氏の著作集は一気に読んでしまいました。すごい!


冬の観察

2011-01-23 18:00:52 | 冬芽・葉痕

寒い毎日が続きます、毎朝マイナス5~8度くらいです、ひょっとして10度くらいになっているかも知れません。そして昼間もマイナスの真冬日が続いています。それでも北国の生活は何もなかったようにつづきます。

雪の後の落し物、中に種が入っているようで回りには毛が沢山生えています、クズの種が入った鞘でした。

道路際の斜面、岩の上に樹が生えています、株立ちしているのは「ハシバミ」です、斜面の土が崩れて根っこが露出しています、それでもハシバミは元気に育っているようです。

根っこの真下から水がたれてそれがツララになっています。

寒いのですねー

枝の先の赤いのが雌花、その下に垂れ下がっているのが雄花です、雌花はとても小さいので見つけるのがなかなか大変です。

秋にはこんな実がつきます、好みは加工しなくても食べれます、子の写真の状態ではまだ食べるには早そうです。

おまけに「サイカチ」の葉痕と棘、サイカチの棘は途中分岐するのが特徴です。


雪歩き

2011-01-17 19:59:14 | Weblog

日本中沢山雪が降っているようです、われわれの岩手県南部は例年の雪という感じです。雪の上を歩いて雪の日を楽しむ。

先ずは雪の上に落ちていた葉っぱ

クリの木の葉っぱですね

これはなんでしょうか?

そのアップです、種が入っていたようです。

こんな花が咲く「サラシナショウマ」です。

次は大木に絡み付いていました、

冬になっても落ちないで我慢づよくっついたままです、葉っぱみたいのは装飾花です。

ツルアジサイ、咲くときが楽しみです。

冬芽です。

今度はキリの木の葉痕、葉っぱの落ちた痕です。


初鳥見、花巻野鳥観察会

2011-01-12 17:24:17 | 野鳥

昨年の暮れにガオッタばかりでまた年が明けてからガオッテしまいました、抵抗力がなくなりつつあるのか少しあせれます。

この雪の中トラクターで少し遠距離を走って何時もお世話になっている方が私の家の鶏のために貯めておいてくれた「カボチャ」をいただきに行きました。その時排気ガスを吸ったのが原因なのか頭がふらふらして床についてしまいました、でもすぐに回復してまた頑張っています。

さてこんなことも有りながらですが、この間今年初めての野鳥観察会に出かけてきました、

北上川沿いでは先ず水鳥達を観察しました、この地域では珍しいと皆さんが言っていた「アカエリカイツブリ」に遭遇、それから何時も近くのホテルの屋上をねぐらにしている「ハヤブサ」にも会えました。

これは対岸の様子ですがとてもいい感じです「北上のヤナギ青める」と言う歌にも詠まれたシロヤナギやオニグルミでしょうか。新緑の北上川もとてもいいです。

さて、観察は場所を変えて雪の中を歩きました。

いました!「ミヤマホオジロ」

しばらく私達を楽しませてくれました、餌が有るのでなかなかその場からいなくなりませんでした、、鳥あわせをしている間もいたので終わってから少しちかずづいてコンパクトデジカメで撮影しました。画像はイマイチでした。

おまけは「ハナミズキ=アメリカヤマボウシ」の花芽です。


真冬日だー!

2011-01-07 17:49:27 | Weblog

とうとう真冬日が続く本格的な冬に突入です、こんな晴天は気持ちがいいですが晴れれば晴れるほど朝の冷え込みがきつくなります。

雪がさくさくとして握ってもお団子にならない、最高の雪ですね、スキーで滑ったら気持ちいいでしょうね、しばらく前にスキーで怪我をして2ヶ月間も入院して、それからはビビッてしまったのかこのごろはすべりに行く気がしません。情けない!

と言うわけで近頃はこのスノーシュウで歩くスノートレッキングが楽しいです。

病み上がりのなまった気持ちにすがすがしい空気を吸い込んで歩きます。

家の愛犬どももほんとに嬉しくて雪の中を駆けずり回っています。

そろそろ野鳥観察・自然観察の便りもきていますので2011年も始まり始まりです。


がおったー!今年も宜しくお願いいたします。

2011-01-03 17:14:15 | Weblog

「ガオッタ」とは病んだ、病気をした、具合を悪くした、ダウンした、とこんな意味ではないかと推察していますがよく使う言葉方言です。

昨年末26日に例年のように杵と臼で餅をつきました、その次の日なんだか寒気がして体が言うことを利かなくなってしばらく体調を崩していました。風邪をひいたのでしょうか?それとももっと違う病気なのでしょうか、

ま、とにかく2011年は明けました、今年もあまり無理をしないでぼちぼちやっていこうかなと思っていますのでブログのほうもまたあまり更新が出来ないかと思いますがたまに立ち寄っていただければ幸いです。

画像はクズの葉痕です、可愛いですね。今年も宜しくお願いいたします。