今、我が大和久工房の2階では文字どおりスズメバチとの勢力争いが繰り広げられています、家具や木工品を造っている工房の2階はしばらくのあいだ倉庫というか物置になっていましたがようやく断熱材を入れて床を張ったり壁を張ったりして多目的に使えるようにしているところです。
ところが、暑くなるにしたがってそれを阻止しようとブンブン羽音を鳴らしてあの憎っくき「スズメバチ」が群がってきます。
10匹くらいいるでしょうか?これは天井の板に巣をかけようとしてその基礎になる部分を急いで造っているところです。くちゃくちゃと泥と唾液をかみ合わせて左官仕事に一生懸命です。
これが1日ほどで出来上がったスズメバチの巣の基礎部分です、私は以前に腕を刺されたことがあるのでスズメバチと見れば恐怖と憎しみの感情がわいてきますがスズメバチとて無用の物ではないだろうし無益な殺生はしたくありません、そこで見計らってこの位のうちに長い棒でこれを落してしまいます、ところが蜂も作るのが仕事、種族保存のため、ということですぐに新しいのを造り始めます、いたちごっこ状態ですね。
スズメバチは今の時期あまり刺さないようです、巣作りが第一命題のようでそんなことにはかまっていられないのでしよう、ところが秋になると一変して攻撃的になります、その時はほんとに怖いです、
それからこれよりももっと大きな「大スズメバチ」は見ただけで震えがきそうな奴です、こんな奴にはかかわりたくありません。
前の年に作られた巣をご覧ください、ダンボウルの中にいつの間にか大きな奴を作られました。
今年はスズメバチの巣が出来無いように勢力争いに勝ちたいと思っています。