イーハトーヴ里山の樹木ウオッチング

岩手県の北上山地に住まいする私が四季を通してイーハトーヴの里山の樹木と自然と生活をウオッチング。

街かど美術館アート&クラフト・フリーマーケット@<土沢>

2008-09-30 20:29:22 | 展示


 花巻市東和町の土沢という町で3年間「街かど美術館」という素人からプロの芸術家が参加して町中が美術館になるイベントが有りますが今年は「アート&クラフト・フリーマーケット」という関連事業に姿を変えて開催されます。
 アート(美術)作品やクラフト(工芸・民芸)作品などのてづくり作品を対象とするそうです。
 日時 2008年10月11日(土)~13日(月・祝)10:00~16:00

 そこで私もいっちょうクラフトのほうで出展しようという事になりましたので見ていただいている皆さんにお知らせいたします。

 こんな感じの作品をいくつか展示しますので近くの方はぜひ見に来てください。

問い合わせ先

〒028-0114 岩手県花巻市東和町土沢5―135
         街かど美術館実行委員会℡0198-42-4405

  


辺りはそろそろ稲刈りモード

2008-09-23 22:27:55 | 米作り


 一般的なこの地域の田んぼはそろそろ黄金色になってきました、今月の後半はそこいらじゅうで稲刈りが始まりそうな雲行きです。
 で、私の稲はどうでしょうか?

 こんなもんですが、穂は垂れたもののまだまだ黄金色には程遠いですね。

 昨年の稲刈りはとても大変でした、それというのも草に負けたというか草に覆われてしまって草を刈りながらついでに稲も刈ったと言う感じなんだからナニオカイワンヤです。
 私の稲刈りは10月になってからですね、天気と相談しながら何とかやっけていきたいと思っています。

 さて、珍しいツリバナを見つけたので見てください。

 ツリバナのみが割れて種がぶる下がっているところですが、普通のツリバナではなくてたぶん「ヒロハツリバナ」の実だと思います。

普通のツリバナの実です

以前にツリバナのことを書いていますのでそれを見てください
2006年9月27日


なめとこ山

2008-09-20 19:18:07 | 樹を観る会


 宮沢賢治の童話に出てくる「なめとこ山の熊」の舞台になっている「なめとこ山」って本当にあるのでしょうか?

 

 花巻市を流れる豊沢川にかかる「幕舘橋」の欄干に設置されている案内板です、実在する山のようですね、宮沢賢治生誕100年記念のときに記念行事の一つとして国土地理院の地形図にその名前が載ったということでした。
 案内版には「登山道が整備されていないので登山できません」と有りましたが登った人が有る様なので実際に行ってみました。

 花巻市外から鉛温泉を通り越してから豊沢湖を渡り旧沢内村に向かい、幕舘橋を渡ってすぐに雫石方面に曲がります。
 そして豊沢川の支流に沿って車を走らせます、花巻市と雫石の境「峰越峠」の手前辺りに目印になっている「金勢神社」登り口があったので、どんな感じか確かめるつもりで登ってみました。

 もう一つ、直接なめとこ山に登る登山道があるようですが今回は解かりやすいというか登りやすい道を選びました。
 道はわかりやすく登りもきつくなく快調でした、はじめは杉や一部唐松の植林のなかを登りますがそのうち雑木の山になります。
 ブナやミズナラのなかに「クロベ」の大木がひときは目立っていました。「クロベ」は別名「ネズコ」といってヒノキかですが樹皮が滑らかで光沢があります。

クロベ

ブナなどの登山道

 

金勢神社

 今回登った道はこの写真の神社のための物ですが、この道はそのまま「なめとこ山」の頂上まで通じているようです。というのは少し時間がなくなったのでもう少し頂上目指して歩いてから帰路につくことにしました。

 ということで、次回「樹を観る会」の下見でした。

 10月26日(日)「樹を観る会」で「なめとこ山」に行きます
 改めて時間などはお知らせいたしますが、良かったら日程に入れておいてください。

「アケボノソウ」のぼり口当たりに咲いていました、綺麗ですね。
この間新聞に紹介されていたので直ぐに分かりました。


晴天に「ノスリ」

2008-09-08 18:53:27 | 野鳥


 しばらくぱっとしないお天気が続いてうんざりしていましたが、ようやく今日から晴天が続きそうです、天気予報によるとですが。
 ともかく空気がからっとして秋の初めだなーという感じでした。
 朝の仕事に外に出てみますと、そのカラット晴れ上がった空にいつもの鳶とは少し違った猛禽類が飛んでいました。あわててとって返して双眼鏡を持ち出し覗いてみました、鳶よりも少し大きくて翼とお腹が白く、羽の曲がり角辺りが少し黒いような、それから尾っぽが鳶は三味線のバチ様ですが、扇子のように広がっていました。

 早速「山と渓谷社」の「日本の野鳥」を出してみました、ワシタカ目/ワシタカ科の「ノスリ」の特徴にぴったりでした、ずいぶん大きく見えたのですがさすがに写真には撮れませんでした。
 図鑑には「やさしい黒い目を持つ、ずんぐりしたタカ」とありましたがそこまでは確認できませんでした。
 昨日花巻の野鳥観察会にいけなくて残念でしたが、こんなところで「ノスリ」を見ることが出来て少しうれしくなりました。

 話は変わりますが、上の写真は「ヤマボウシ」の実です、家の近くに有る木ですが、いま盛んに「ヒヨドリ」が集まってきて「ギャーギャー」と騒ぎながらこの美味しそうな実をつついて持っていってしまいます、少し楽しませろ!といいたくなりますがそれも無駄なようです。

好き好きですが私はあまり美味しいと思いません、でも綺麗ですね。
 


秋の入り口で咲く「ホツツジ」

2008-09-03 12:53:23 | Weblog


 私の家のあたりは標高も大して高くないのですがいつも通る道の路肩に沢山自生しています。
 今頃花が咲くツツジはあまり無いのではないかと思いますし、いわゆるツツジらしからぬ花ですね。大好きな花の一つです。

花のアップ、ちなみに蜜は有毒だそうです、危ない危ない!

そばには秋の代表選手、ハギの花が咲いています

これは「ノダケ」という奴でしょうか