ツリガネニンジン
以前2006年9月9日のブログでこの「ツリガネニンジン」を「ソバナ」と判断して公開していました、どちらも「キキョウ科」ということで似てはいますが飛んだ知ったかぶりをしてしまいました。大変失礼いたしました、とにかくお恥ずかしい限りです。
近くの田んぼの土手に沢山咲いていますがとてもいい感じです、年に何回となく田んぼの土手は草を刈られるわけですが、さまざまな草花が毎年忘れないで咲いてくれます。ありがたや、ありがたや!
「イソノキ」の実が赤く、黒く色づいています秋ですね。
ツリガネニンジン
以前2006年9月9日のブログでこの「ツリガネニンジン」を「ソバナ」と判断して公開していました、どちらも「キキョウ科」ということで似てはいますが飛んだ知ったかぶりをしてしまいました。大変失礼いたしました、とにかくお恥ずかしい限りです。
近くの田んぼの土手に沢山咲いていますがとてもいい感じです、年に何回となく田んぼの土手は草を刈られるわけですが、さまざまな草花が毎年忘れないで咲いてくれます。ありがたや、ありがたや!
「イソノキ」の実が赤く、黒く色づいています秋ですね。
毎年今の時期にアキアカネが里山の空を覆い尽くします、私が田舎暮らしをしようとして土地探しをしていた頃、何もない新幹線の駅舎から空いっぱいのアキアカネを感動しながら見ていた事を思い出します。
「こんなところに住みたいなー」と思ってから19年になりますが、毎年突然出現するアキアカネの大群には改めて驚かされます。
写真がはっきりしなくて、とても臨場感がありませんが、こんな物で想像してください。一度パソコンにおとしてから拡大してみてもらうと沢山飛んでいるのがわかります。何しろ沢山なんです。
宮沢賢治の「ヨダカの星」ではありませんが、こんなとき大空を飛んだらいやでも沢山のトンボが口の中に入ってしまいそうです、ヨタカは泣きながら飛んで星になったそうですが。
このあたりに沢山咲いている菊の花に止まるアキアカネ、因みにこの菊は外来種だそうです、後藤という人が綺麗だと思って持ってきた物で、それが野生化してしまったのだそうです、ほんとのところを確認したわけではありませんが、このあたりでは「ゴトウギク」と呼んでいます。
この菊も繁殖力が強くて農家にとっては厄介者です。
おまけ
寒い!昨日の朝あたりからぐっと冷えて朝起きたらストーブが恋しくなりました。とりあえず稲の花も咲いたので凶作ということにはならないと思いますが冷夏ということなんでしょうか?
話しとは関係ないですが、「ヒメコウゾ」だと思っている幼木の葉っぱです、なぜか半分だけ白く変色しています、マタタビとかハンゲショウなどの葉っぱの白変とは違うもので突然変異のようです。
園芸の世界では葉っぱに白い斑が入ったりするものが珍重されたりするようです。雑木林の下にあってとても目立っています。
さて、冷夏の時には山の物が豊作になるとは、以前に聞いた話ですが、今年はやけに木の実の成りがいいと思っていました、そんな果実の豊作状況を見て下さい。
サルナシの実
サルナシは少し家で栽培していますが、これは野生の物です、野生といっても私の家の裏山にある物です、その気になって探すと結構あるものです、今年は果実酒だけではなくてジャムも作ろうとたくらんでいます。
ハシバミの実
ツノハシバミの実
毎年取り上げていますが、このハシバミは日本のヘーゼルナッツといわれていて、昔からこの地方では食べられていました、今では振り向きもされていませんが。
前々からこのハシバミの実を活用しようと思っていますが、なかなか実現していませんが、今年はうちの奥さんのやっている「るりっこ工房」で何か活用したいと考えています。たとえばハシバミクッキィ-とかハシバミパンとか、、、、。
これは食べれませんが「ツリバナ」の実です
冷夏もほどほどで収まってくれればいいのですが。
夏になったと思ったら毎日じめじめと梅雨のようなお天気になりました、一時的には窓を開けっ放しで寝ていた時期がありましたが、この頃はちゃんと戸締りして、布団を掛けて寝ています。
それでも夏は夏に咲く花が有ってちゃんと綺麗に咲いています。
田んぼの土手に毎年咲いてくれます。
カワラナデシコ
ボタンヅル
いま盛んに咲いています、つる性ですから何でも覆い尽くすように伸びて、何かと邪魔な奴なのですがいったん花が咲くと「いいなー」と見とれてしまいます。また、冬になってかれた様子もきらきらして綺麗な物です。
ヘクソカズラ
なんてひどい名前だ!毎年こんなことを思いながら花が咲くとついシャッターを切ってしまいます、これも蔓性で盛んにその陣地を広げます、秋になって邪魔になるので手で引っ張ったりするとその名前の由来に納得します。ひどい名前は他にも沢山有りますが、今年覚えた草で「ハキダメギク」というのが有ります、外来の草で始めて確認されたのが何しろ、ゴミ捨て場のそばだったそうです、他で見つかっていれば違う名前になっていたかもしれませんね。
クサギ
これも名前とは似つかわない綺麗な花が咲きます、大好きな花です。葉っぱを揉むと匂いがするのですが、この匂いなら臭い!と邪険にすることのほどではないと思いますが,,,
その子猫はある日突然やってきました、うちの奥さんが朝玄関をあけて外に出てみるとそこに居たのです。
これがやって来たばかりの子猫です
2008年7月3日
我が家には、大きな犬が3匹と小さな犬が1っ匹、それに古株のわがままな猫が一匹居ますのでその猫との相性が気になりましたが頑張って家にやってきたことに敬意を表して飼うことにしました。
雄なのに「ヒメコ」10歳
案の定わがまま放題に育った白猫の「ヒメコ」は新猫の「トラジ」を嫌って邪険にして遊ぼうとする子猫に猫パンチ!
そのうちに両猫とも双方を受け入れる時が来るだろうと思いつつ家中を走り回っている2匹を呆然と見ているだけです。
現在の脳天気「トラジ」です、だいぶ大きくなりました。
これで脳天気猫が2匹になりました
先日、盛岡まで足を伸ばして、「もりおか啄木・賢治青春館」という所に行ってきました。
こじんまりした建物ではありますが「国指定重要文化財」に指定されてるだけあっていい感じでした。
明治43年に竣工した旧第九十銀行を保存活用して石川啄木と宮沢賢治が青春を送った盛岡の町を紹介しているミュージアムといったところでししょうか。
明治時代の銀行とあって窓も鋼鉄で出来ていました。
階段と手摺
右から賢治さん、啄木さん、高村光太郎さん
さて本題ですが、ここで常設展のほかに企画展示として「宮沢賢治と鳥っこ展―目で見る賢治鳥類学―」をやっています。
⇒ 賢治作品に出てくる鳥の写真と文中の言葉を引用して紹介する企画展示です。
『賢治の時代、鳥とは、食べる物、狩猟する物、籠に入れて飼うものでした。野鳥という言葉も概念もなく、入手しやすい双眼鏡や携帯便利な鳥類図鑑も有りませんでした。その上賢治がムクドリをモズとし、農夫がオオジシギをホドシギ呼んでいたように、鳥の名前も各地方で方言、標準語入り混じってそれぞれだったのです。
その状況の中で宮沢賢治はたくさんの鳥を童話や詩に登場させて、ユニークに描きました。』(企画手展開催にあたってより抜粋-赤田 秀子)
確かに賢治さんの時代に沢山の野鳥を観察してその特長とか習性を上手く作品に登場させたのはすごいことですね。一番心に残っているのはやはり学校の教科書で読んだ「よだかの星」ですか。ヨダカは標準和名ではヨタカだそうです。
興味のある方は9月24日までやっているそうですからぜひ見に行ってください。
盛岡市中ノ橋通り1丁目1―25℡019-604-8900
http://www.odette.or.jp/seishunkan/
もう一つ、すぐそばに国の重要文化財がありました
こちらは現役の銀行でした。
いま盛んに「ヤマユリ」が咲いています、この写真の固体は開いた花が10ヶあります、それから蕾が2ヶです、立派な部類ですね。
ほんとかどうか解かりませんが、一つの花がつくのが1年生で10コつけば10年生という説?があります、私は確認したことがないので「そうだ!」とは言い難いですがそれに近いのかなとは思っています。
雑木林や道を歩いているととてもいい香りがしてきます、家の花瓶に挿したりしますがむせるほどです、それから花粉が落ちると色が落ちなくて困ったりします、山の中で咲いているのが一番いいようです。
自然のヤマユリは移植が難しいそうで、なんだか土を選ぶというかウイルス病があるとか?なそうです。その割には道路沿いなどで沢山咲いているのを見ます、道路は今ちょうど草刈の時期なのですが、綺麗な花をめでたいという意識は草を刈る人にも大いにあって、ヤマユリだけ残して道路沿いの草は刈られています。そんな光景を見るとほっとします。
野生のユリで次に代表的なのが「オニユリ」です、このオニユリは数え切れないほど沢山の花をつけています、30個ぐらいあるでしょうか、まさか30歳なんていうことはないと思いますが?
このユリも素敵ですね、花の蕾がみどりからだんだんオレンジになってきて開花する、真っ白い「ヤマユリ」に対して妖しい魅力の「オニユリ」です。
このオニユリが、種が飛んでかどうか解かりませんが、茅葺の家の屋根に沢山咲いている光景を見た事がありました、不思議な心持になったものでした。
いつまでも里山は花盛りです。