イーハトーヴ里山の樹木ウオッチング

岩手県の北上山地に住まいする私が四季を通してイーハトーヴの里山の樹木と自然と生活をウオッチング。

念仏剣舞は面白い

2005-11-28 21:25:51 | 民俗芸能
私はいま地元に伝わる「念仏剣舞」に一生懸命です。
話によれば、808年に出羽の羽黒山の修行僧がこの地区に伝えたということだそうです。
とすれば1200年もの昔からこの地に伝承されているということになります、途中何回も途絶えたのだろうと推察されますが今に至っているということです。
子供達が小学校で伝承活動として取り組んでいましたが、地域に残る大人たちでもう一度大人の剣舞を復活させようということで今年の2月から26年ぶりに地域の大人たちによる剣舞が復活したのです。20代から50代の人たちが先生から厳しい指導を受け何とか2つの演目を舞えるようになり、今年のお盆にはじめて披露する事ができました。
剣舞にしても神楽にしても伝統芸能は面白い。

マルメロのシロップ

2005-11-27 12:27:27 | 料理

写真はマルメロの砂糖煮で出来たシロップです。
マルメロとカリンの違いについて
⇒ 両方とも植物分類ではバラ科です、桜や梨、林檎というようなものと同じ科目ですね、(図鑑より)マルメロはマルメロ属、カリンはボケ属、マルメロは低木で大きくなりませんがカリンは大きな木になって家具などの材料にもなるようです。
 マルメロは確かに毛が生えていますねー、カリンはツルッとしていて青く硬い感じがします、それに比べてマルメロは熟すと黄色く少し柔らかです。それからマルメロは中央アジア原産でカリンは中国原産でその後日本に渡ってきたということです。
次は柿酢とカリンの加工に挑戦してみます。


マルメロ砂糖煮のアップ

2005-11-25 21:03:27 | 料理
昨日に続いてマルメロの砂糖煮をアップしてみました。
マルメロはカリンに似て非なるものですが味はどのように違うのか、食べ比べるもカリンの加工が上手く出来ないので今のところ知ったかぶりは出来ませんがcubeさんのブログを参考にして試してみようと思っています。

昨日のマルメロを砂糖で煮てみました

2005-11-24 18:11:04 | 料理
マキストーブでマルメロを砂糖で煮ています、
○ 皮をむき芯を取り除き、くし切りにします。
○ マルメロに対して50パーセントの白砂糖を入れひたひたの水で煮ます
あまり煮込みますと形がなくなるので良い按配で下ろします、出来上がりは香りが良く色もワインカラーで食感も良く酸味もあり私は大好きです。このシロップも爽やかでいい味です。

マルメロが採れたのでジャムか砂糖煮にしょう

2005-11-23 19:15:28 | Weblog
何もしないのに枝も折れんばかりに沢山実ったマルメロが熟したので採って来ました。
柿に続いてマルメロはてまいらず、農薬も殺虫剤もいりません、たとえ虫に食われてもその部分を捨てればすむことです。そこが家で作る果物の強みです。
よく似たカリンは食べるのに苦労しますがマルメロはジャムや砂糖煮にすると美味しく食べられます。

「里古りて柿の木持たぬ家もなし」芭蕉

2005-11-21 18:17:50 | 俳句
歴史の古い人里にはどの家にも柿の木があり生活の豊かさを感じさせる、というような意味だそうです。まことに日本の里山の風景には柿の木と茅葺きの家はお似合いです。茅葺きの家はほとんどなくなりましたが。
 「ヒヨドリに狙われしはツルシガキ」woodyowaku芭蕉に挑戦してみました。
柿は昔から日本人に最も親しまれてきた果実だそうです、生食はもとより干し柿として、渋は染料に、蔕は漢方薬として、葉っぱは柿の葉茶として利用されてきました。また、熟した柿の実から作る柿酒や柿酢は知るヒトゾ知る逸品です。
柿酢については私のホームページ「おおわくねっと」で公開していますが、今年も柿酢を作るべく時期を見はからっている所です、このあとその様子もお知らせしたいと思っています。

ユリ科シオデ属のヤマガシュウ

2005-11-19 18:52:52 | Weblog
ヤマガシュウの実が熟した。ヤマガシュウはつる性で落葉する樹木、別名サキカチバラという、同属でシオデ(タチシオデ)という草に分類されている物がありますが、こちらのほうは春先まっすぐに立ち上がった茎が山菜として食べられています、アスパラに似ているという人がいます。私はまだ食べたことがありませんが今度こそと思っています。
赤い実をつけるサルトリイバラとは同じユリ科のシオデ属ですから親戚です。どちらもツルにトゲがあってはびこると除くのが大変です、でも私はこのてを見るのが好きだから伸びれば伸びっぱなしにしています。

初雪の頃は寒さが身にしみる

2005-11-18 09:13:55 | 生活
この景色は家の前から眺めた昨日の風景です、日中の温度は4度前後といったところでしょうが体感的にはとても寒く感じる季節です。
時雨れるという表現がぴったり、空気が乾燥している割には地面が濡れていてグチャグチャしていてとても仕事がやりずらいものです。しかし、こんな天気が毎日続くわけではなく今日は朝から晴れて気持ちの良い日が始まっています。

カリンの実に初雪が

2005-11-17 09:11:09 | Weblog

昨日もちらほら雪のような霙のような感じが有ったのですが、今朝は暗いうちから冷たい雪が降りました。
とうとう来るものが来たか、まだまだ雪の降る前にやらなくてはならない仕事を残しています。一冬中の薪の準備、つぶれた小屋の修理、畑の片付け、などなど、ま、しかし、追いかけられているといえば一年中なのだからあせることもないのですが。それに本格的な雪はまだまだのはず、例年では12月おしつまってから本格的に寒波がやってきて雪も本格的になるのだから。執行猶予というやつでしょうか。


神社仏閣には大木や古木がある

2005-11-15 09:20:13 | 巨木・古木
我が地域のお寺の遠景です、そびえているのがモミノキ、その後ろで黄葉しているのはイチョウです。
その他にも珍しいイトヒバの大木やモミジの古木など後世に残してもらいたい樹木があります。
我が市では保存樹木などの指定が無い様で(知らないだけかも)チト遅れているのかなーという思いです。
岩手日報社から出ている「岩手の銘木・巨木」という本にもこのお寺にあるイトヒバとカヤの大木がエントリーされているのに地元の人も行政の方もあまり知らないようです。その他にも知られていない巨木があるはずだと思うのですが、保護されないままに切られてチップなどになっているのではないだろうかと心配しています。
しかし、発見されて日本一などと報道され人が大勢集まって来ても、良いのだか悪いのだか、ということもあるのですが。