イーハトーヴ里山の樹木ウオッチング

岩手県の北上山地に住まいする私が四季を通してイーハトーヴの里山の樹木と自然と生活をウオッチング。

冬芽・葉痕を新しいカテゴリーにしました

2010-12-20 18:13:43 | 冬芽・葉痕

着々と樹木の冬芽と葉痕の写真を撮りためています。マイブームという言い方は好きではありませんが自然観察でも面白くてはまってしまう分野のようです。そのうち「春になるな」なんて言う様になるかも知れません。

という事で昨日は「とうわ野鳥の会」の観察会でした、「オオマシコ」が出るぞという下見の情報が出たからかどうか分かりませんが冬にしては大勢の人が集まりました。おしゃべりをしながらの和気あいあいムードですから野鳥も影を潜めるかと思いましたが、ベニマシコをはじめオオマシコ、川のほうではキンクロハジロにヤマセミなどが出現しました。実を言うと私は「オオマシコ」は見ることが出来ませんでした、ざんねん!

私はどちらかと言うと相変わらず冬の樹木観察、きょろきょろしながら歩いていました。

 

小高木で、葉っぱや枝の付き方が対生、冬芽は芽鱗に包まれていない、裸芽というものですね、図鑑には暗い赤紫色の毛が密生するとあります。
となるとクマツズラ科の「クサギ」ということになります

こんな花が咲き次のような実がつきます。

もう一つ帰りの道で見つけました

 
                                    頂芽


                葉痕と側芽

頂芽は半円形で大きく芽鱗が多数、側芽は球形で小さい、どちらも茶色の短毛に覆われている。

植えられて物です、葉っぱがとても大きくて桐の葉に似てるまた果実(袋果)も大きいですね。

冬芽と葉痕をカテゴリーとしてくくりましたので興味のある方はご覧ください。


寒い中家具作りしています。

2010-12-17 18:28:11 | クラフト

ようやく寒くなりました、今日はまだいいですが昨日は真冬日1日中マイナスの日でした、そんな中いつものようになかなか完成しない家具を作っています、早く作ろうと何時も依頼された時には思うのですがどうしても押し詰まってしまいます。
それはサボっているからではなくて頭の中で依頼者のいうイメージを思いながら材料を決め今度はどんな作り方にすればいいかを考え決める、この期間が長いのです。

ゆったり肘掛け椅子です、材料は変わったところで「キハダ」を使いました。

もう一つテーブルを他の人に頼まれていますが、これも同時進行しています、どちらも年内には完成させるつもりです。

しかし寒い、工房は天井が高くて広いですからストーブをつけたくらいではなかなか温まりません、修行のようなつもりでこつこつ頑張っています、またこの工房の2階に今家具の常設展示場を作っていますといっても内装をすれば良い訳ですがこれもなかなか完成しません段々私の時間もなくなってゆくだろうしスピードアップしなくては。

 


季節はずれ

2010-12-13 18:26:21 | 冬芽・葉痕

昨日は久しぶりに花巻の野鳥観察会に参加して来ました、久しぶりに寒い朝で少し安心して薄着で集まった人は身にこたえたようでした。水鳥もあまり姿を現しませんでした。

さて、冬芽観察の日々はまだまだつづきます、家の近くで倒木が有ったので薪にするのに取に行って来ました、普段高い木の冬芽を見ることが出来ないものですがこんな時ですから早速冬芽を撮影しました。

 

ぷっくり膨らんで花芽のようです、葉痕も面白い顔をしています、昔ちろりん村とクルミの木というテレビ番組がありましたがそれに出てきそうな感じです。
樹木名はヤナギ科ヤマナラシ属の「ヤマナラシ」でした。
その名は葉柄(葉っぱの付け根)が細くて長いので少しの風でもひらひらと揺れて音がするのでヤマナラシとつけられたようです。

時雨れる、とは、冬11月、初冬のころ急にぱらぱらと降っては止み晴れてはまた降りだす。と俳句歳時記にはありますが岩手の時雨はもう少し寒いような感じがしています。そんな日の景を写真に撮りました。

私のブログで何回かアップしましたがスイカズラ科スイカズラ属の「ウグイスカグラ」です、花は今咲いているものです、春先に咲くのが普通ですがよく冬にも花を咲かせます。夏に赤い実をつけてそんなに美味しくはないですが食べることが出来ます。


冬の観察会は楽しい

2010-12-06 20:16:58 | 奥羽自然観察会(カタクリの会)

久しぶりの観察会、12月の観察会といえば雪がつき物ですが今年はほんとに暖かで快適でした。
今私の楽しみは樹木の冬芽を観察することですから、手に入れた最新の「冬芽ハンドブック」を持っていそいそと出かけました。

240回目の奥羽自然観察会は瀬川強さんが主催する「カタクリの会」が毎月開催している観察会です。とても勉強になります。

西和賀町の峠山というところの雑木林を中心に自然を観察

早速こんな見覚えのある冬芽に出会いました、「ヤマウルシ」この間アップした漆掻きをする「ウルシ」とは少し違いますね。

 帽子をかぶったような「リョウブ」の冬芽、これは冬芽をつつんでいた芽鱗が外れかけている様子です。

「ウワミズザクラ」これも少し変わった冬芽です、クレイターのような穴は葉っぱが落ちたあと(葉痕)ではなくて枝が落ちた痕の落枝痕なのです、その縁に冬芽がつくのは他にはないのではないでしようか?と言っても確かかどうかは分かりませんが。

こんな花が咲きます。

鉄人28号が兵隊の帽子をかぶっているような?

皆さんご存知美味しい「コシアブラ」の冬芽と葉痕です。

「アクシバ」若い枝は緑色でやや平たい円柱状になる、触ってみると平べったいのがよく分かります。

うんと小さいですがとても可愛い花が咲きます。この写真を撮ったときはとても嬉しかったですが今度はもっと近づいて花のアップを撮りたいと思っています。

つづく


薪のある生活

2010-12-03 17:24:23 | 生活

今年はとても暖かい、今のところはですが、今日は低気圧が通り過ぎて荒れたお天気になっていますがそれでも夕方にはとても綺麗な夕景を見せてくれました。

こんな天気は結構好きです。

さて冬も本番ですが何度も言いますが暖かくて今日はほとんどストーブに火を入れなくて済んでしまいました、と言っても昼間のことですから夜になれば当然の事ながら火がなくていられません。

これは愛用の木割りです、マサカリと言うのでしょうか、マサカリと言うと金太郎が担いでいた幅広の物を思いますが正式にはどうなのか分かりません。とにかく私は木割と呼んでいます。何でこの写真かと言うと薪を割っていてこの間「柄」をおってしまったので薪になるはずのイタヤカエデの枝を使って柄をすげ替えたのでした。

自分ではなかなか上手くできたかなと感心しています?

山できった物をこんなふうに運んで

チェンソーで適当な長さに切って

木割で割り

上手く燃えるまで乾燥させます

寒い冬はまきストーブに限る