ワルナスビ<悪茄子>
何日か前に北上市の107号線を走っていたら、道路際になんだか変わった花が咲いているのを見つけて車を降りて観察。
チョウセンアサガオにしては、花がナスそのもの、こんな所に茄子が植えられているはずもない、図鑑で調べたらナス科の『ワルナスビ』とありました。
北アメリカ原産の多年草、昭和初期に関東地方で確認されその後あたたかい地方に広がったと、図鑑にはありました。それがなんと岩手の北上市の国道沿いに沢山咲いていたとは、しぶといというか繁殖力が強いというかたいしたものだ、と感心、しかしこのワルナスビ名前のとうりトゲがあって始末に困るというので害草ということになっています。一株持って帰ろうかと思ったらちくちくしてとても素手では駄目でした。
ニセアカシアの花
害がある植物、生態系にとって有害だとか、繁殖しすぎて他の従来から生きているものを駆逐してしまうので淘汰する、という議論があります、確かにそうだ!
お上の決めた事ですが、上の『ニセアカシア』も外来種で繁殖力が強くて目にあまるので淘汰するということだそうです。
いつ頃だか日本に持ち込んだのも人間なのに勝手なものです、確かに繁殖力は強い、、、、、。
新聞では、養蜂業者が反対しているということも載っていました。ニセアカシアの蜂蜜はたくさん出回っているし美味しいですよね、私たちにはあまり悪者という感じがしていないのも事実です。
外来魚の代表選手になっているブラックバスは、釣り愛好家には喜ばれてるよね。
一方では、根絶しようとして毎年捕獲大作戦をして頑張っている人もいるし・・・
動植物にとってはいい迷惑かも。
地道な事を長い間続けるのも大切です、なんちゃって自分にも言い聞かせている次第。
しかし私にはもうあまり時間が無いかも、老い易くなり難し。