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mid90s 2020 65点

2021-08-20 13:55:50 | 映画
mid90s ミッドナインティーズ 2020 85
65点

スケートボードをはじめる13歳の少年、、




21ジャンプストリートとか
コメディ畑出身のジョナヒルが
まさかの監督脚本を担当する
みずみずしいけど痛々しい青春映画です

A24配給作品なので
ジョナヒルのバカっぽいイメージからは
まるで想像できないような
静かで割と淡々とした作品となっております


タイトルの通り
1990年代を舞台にロサンゼルスで
兄と母親と暮らす
か弱そ〜な少年が

スケートボードに憧れ
スケボーをはじめて
スケボー友達が出来て

という
小さななきっかけで
静かにけれど、どかんと物語が
動き始める感覚は

昔たしかにあじわったことのある
懐かしい気持ちと
じんわり黒歴史を思い出させてくれるような

ポジティブけれど
ネガティブな感情を同時に
味あわせてくれました


スケボーをはじめて
スケボーが上手い下手からはじまり

徐々にスケボー仲間が増えていき
スケボー仲間のスケボー以外の事も知って
行くと同時に


スケボーを始めたことで
家族との関係性の変化がおきたりと

外側の世界の変化
家の中、内側の世界の変化とに
ぎゅいんぎゅいん
板挟みになる感じ

ひとつの人間の器の中に色んなものが
同時に入ってきちゃうあの感じは
当時感じていた喜怒哀楽全部
詰まっていたようでした


ただ
スケボーもヒップホップも全然詳しくないので
90ずの音楽やカルチャーはまるでわからず
そこの面白さ懐かしさは
ほぼ感じられなかったのと

ちょっと無理矢理感ある
喧嘩の始まり方がだったり

終盤の展開が唐突で雑だったりと
荒削りなところが気になった感じもありましたが


とにかく
胸にしまっていた何かを
静かに
突き刺してくるような
スケボー青春映画でした〜

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