やっつけ映画批評!

主に映画を
あらすじを1行で!
ネタバレ無しで!
簡潔に魅力(たまに罵詈雑言)を!
お伝えするやっつけ映画批評!

トライアングル 2009 55点

2019-04-26 18:07:41 | 映画




冒頭と結末は(ありがちでも)素晴らしいのに、それだけに超チープな中盤がもったいなさすぎる...!

良素材をぶち壊してしまった舞台設定と変な役者、
そしてなにより
ループモノなのに、なかなかループが始まらないダラダラ導入が退屈で退屈で...

韓国リメイクしてくれ〜w

ロードオブウォー 2005 80点

2019-04-24 13:08:03 | 映画


ロードオブウォー 2005
80点


武器商人としての才能を開花させる
ニコラス・ケイジ



監督はガタカのアンドリューニコルです


ド頭の
銃弾目線のカメラアングルからもう
ドキドキワクワク
期待しまくっちゃってましたが

その後の
武器商人として成り上がっていく
わかりやすいサクセスストーリーは

陸海空での武器の密輸だったり、
現地の賄賂、支払い方法、
法律の抜け道などなど

非常に見応えのあるディテール豊富で
めちゃくちゃ楽しめました


あるニュースを見て
テンションぶち上がって
しゃーーー
やったるでー
やったるでー
ウェポンバーゲンやー!
武器祭りやーー!

みたいになってるのは
観てるこっちもテンション
あがってしまいました


しかし
武器商人の光と影の部分

話が進むにつれて影の部分が
どんどん膨らんできて

でもその影の部分を
見ないように見ないように

あくまでスーツを着た
専門商社マン、
貿易業の経営者として
振る舞おうと

善人ヅラしようと

銃に一番近くにいるのに
その銃がどう使われるかを
想像したくない

見え隠れする現実から必死で目を伏せ
もがく

ニコラス・ケイジが
哀れすぎて

なんかもうすげーハマってました


彼を追いかける捜査官や
仲良くなる独裁者とのやりとり
とか

全部が全部面白いし

どしんと
世界の不都合な真実を突きつけてくる
ドライなラストも大好物な

武器商人、映画でした〜

一級機密 2018 70点

2019-04-22 11:22:35 | 映画


一級機密 2018
70点


軍人が民間企業と軍の癒着を暴こうとするが...



韓国の実話を元にしたとされる

池井戸原作でお馴染みの
日曜劇場のような
苦くて熱いお仕事サスペンス映画です


ごくごく普通の常識を持った普通の軍人が
移動先の組織で普通に行われている

隠蔽、改竄、裏金工作、癒着など
どっかで聞いたことありますけど

悪行の数々を目の当たりにして

その誰がどう見ても悪なのに
その悪のギアに巻き込まれていき

どうしようもなく
悪に染っていってしまわざるを得ない状況は
日本人的な長いものには巻かれろ感もあり

めちゃくちゃ伝わってきました


だけれども
その悪のギアの中で潰されそうに
なりながらも
懸命に、良心に従い、行動を起こし

仲間を増やしてなんとか
もがき戦う姿はやっぱり応援しちゃいますし

その主人公を潰そうと
世論捜査、印象操作、証拠捏造、
家族への攻撃、などと

ありとあらゆる圧力をかけてくる
組織、国家の嫌がらせの数々には
ほんとに胸糞悪くなりました


先読みできないサスペンスフルな展開は
もちろん
なんですが


なによりこうやって
組織、企業、国とかって腐ってくんだなと

人ひとりの命とかどうでもいいんだなと

対岸の火事とはどうにも思えない
いままさに
日本でも現在進行形だろう
事態と重ねてしまわざるをえない
ディテール描写は背筋が凍る思いでした


悪のギアが動いて
取り返しがつかなくなる前に

なんとか
真実や良心に従って
正しく動くギアになる人が
増えて欲しいと願う映画でした~





俺物語!! 2015 65点

2019-04-20 20:47:49 | 映画


#俺物語 2015
65点

恋愛フラグへし折りまくりのパワー系の優しい思い込みが痛くも笑える

基本天丼展開としょーもない幼少期回想なんだけど、味の濃すぎる演技演出に粘り負けw
(お化け屋敷ww)

健康な子の元気なラブコメはやっぱいいなあ!!!!
(もう少し永野芽郁の歯が白ければなあw)

若おかみは小学生! 2018 50点

2019-04-19 23:36:45 | 映画


若おかみは小学生! 2018
50点


旅館で働くことになった小学生...



監督はジブリ畑で腕を磨いてきた
高坂希太郎さん、こうさかきたろう

脚本はアニメ脚本の名手
吉田玲子さんです


Twitterやらで異様に評判が高くて
フィルマークスも4.1と高得点を
マークしてますが

僕個人としては
全然児童文学の域を出てないし
むしろ
この作品って
いわゆる感動ポルノ

なんじゃないかなと

つまりは最終的に
映画を観た観客が泣くように
それを目的に作られているように感じました


もちろん
料理や、自然と調和した温泉街の風景などの
作画はどれも上手でしたし

アニメならではのダイナミックな
構図の作り方は楽しかったんですけれど

楽しかったんですけれど

やっぱり
主人公の抱える、桁違いの心のダメージの
扱い方がどうにも雑というか
都合がいいと言うか

ちょっと残酷すぎねえかと
正直、引いてしまいました


いや、いいんですよ

とある事情で
将来の可能性が狭くなって
仕事せざる得なくなって

働くことで、誰かの笑顔のために働くことで
知らず知らずに傷が癒えていく

仕事も覚えて、出来ることが増えていく

っていうスポ根、いいですけれど


いやいや、ラストのそれ
キツすぎねーか?

小学生の精神力で、はい
それ乗り越えました~!
いい話でしょ~!

ってのは、僕さすがに無理でしたし

親子で観るのも絶対キツいよなあ
と思う映画でした〜