やっつけ映画批評!

主に映画を
あらすじを1行で!
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簡潔に魅力(たまに罵詈雑言)を!
お伝えするやっつけ映画批評!

セラヴィ! 2018 65点

2019-11-29 22:28:07 | 映画


セラヴィ! 2018
65点


ややこしい
新郎新婦の結婚式を担当することになった
ベテラン
ウエディングプランナー...




フランス産の
結婚式群像劇コメディです

ややこしい新郎新婦
というか新郎の
結婚式を無事成功させることができるか

という
ややこしい結婚式密着24時みたいな
感じで
式当日の朝から晩までを描いていきます

準備段階での
ハード面のごたごた
働くスタッフ達のソフト面のごたごた

を大量にぶっこんできて

これまじ大丈夫かよ
てか何人か超ヤバイ人いるんですけど
早めに何とかしといた方がいいんじゃね

あーでもそろそろ本番
始まっちゃう


っていう不安しかない掴み
物凄く沢山登場人物いるのに
意外と描き分けが上手で
スっと話に入っていけるのは見事でした

そして
本番になり
あれよあれよととんでもない展開
になってくのは
式に出席した当事者からすると悲劇なんですけど

みてるこっちは
めちゃくちゃ面白いっていうね

まさに引きで見ると喜劇っていう感じでした


ただ
中盤あまりにも
職業意識や倫理観が
著しく低い部分があるのと

招待客の盛り上がらせ方がどことなく
やらせっぽさが透けて見えてしまって

やや満足度が低くなってしまいました


意外ときちんとやってる
ドタバタ結婚式コメディ
映画でした〜



ハッピーデスデイ2U 2019 65点

2019-11-28 21:31:46 | 映画


ハッピーデスデイ2U 2019
65点


またもや殺されるハメになる金髪ビッチ...




前作ハッピーデスデイが
日本公開6月28日


その続編ハッピーデスデイ2U
日本公開7月12日と

物凄いピッチでの続編公開です


ONEの内容ありきなので
ハッピーデスデイの鑑賞は必須です


「お、これはなんかあるぞ」
という冒頭から始まり

まさかの展開の連続に
映画がどこに向かっているのか
全く分からないという

最高に面白い状態に
してくれるのがめちゃくちゃ良かったですし


前作とは比較にならないほどの
圧倒的なエンタメ情報量に
もう
開始30分くらいでクラクラしていました

脳みそフル回転
これどうなっちゃうの
ジェットコースタームービー感が
ホントに楽しめました


そして
前作にも
増しての
「死ぬことの簡単さ、生きることの難しさ」
をビンビンに感じられて
笑ってるのに、胸が締め付けられる

生きてる事の尊さ
というか
よくぞおれここまで生きてきたなという

ある種の感動のようなものを味わえました


ただ
風呂敷を広げすぎたのか
最後の方の雑な感じ
やっつけ仕事感、すごく感じましたし

そもそも
あの研究ってなんのためにやってたんだ、
とか
ホントに病院にあんなもんあるの?
とか
いろいろツッコミどころというか
疑問点があって

ちょっと不満も感じました


前作観たなら絶対観ておきたい
タイトルの意味も意外と深い
良作サスペンススリラー映画でした〜




新聞記者 2019 65点

2019-11-27 00:29:40 | 映画


新聞記者 2019
65点


内閣情報調査室の松坂桃李と
女性新聞記者...




長期政権真っ只中の
2019年
最大の問題作です

原作は東京新聞現役記者
望月衣塑子さんです
彼女にはほんとに頑張って欲しいですし
彼女がいない日本を考えると
背筋が凍る思いです

という
立場の人間が映画紹介をしていきます

この映画は
映画だけど映画じゃない、

メタノンフィクションという
ややこしい言葉があるかわかりませんが

実際に現実世界であった出来事を
実名や過程は微妙に変え
でも現実の事件の本質は
きちんと捉えつつ

フィクションだけど
フィクションじゃないという
手法は

まさに現在進行形

日本の民主主義が壊れていく音が
聞こえるような
底知れぬ恐怖を感じました


ただ
この手法だと
どうしても

映画で扱ってるこの事件は
現実で起きたあの事件だな

この事件は
加計学園だな
官僚の自殺事件だなとか

ある程度、国の
おかしな動きを追ってる人だと
直接的に結びついてしまうので

序盤、中盤あたりまでの
いやいやそれはまあ
知ってますよ感

サスペンスに大切な
意外性
という面においては
かなり退屈さを感じました


とにかくこの映画が
怖いのは

嘘つき政治家のために
国防、保守の名のもとに
ろくでもない情報を流すためだけに

内閣情報調査室という
実在する国の組織にも
税金が使われているということと


国のかける圧力に
簡単にマスコミ、個人が折られていく
という正義と良心の崩壊が
めちゃくちゃ怖かったです

というか
呆れるというか
怒りが込み上げてくるというか


あまりしゃべると
僕にも知らない番号から
電話がかかってきそうなので
この辺でやめときますが

完全に政治の崩壊
危険水域に入ってる

日本の
特にマスコミ各社、官僚たちの
良心を目覚めさせてくれねえかなあと
強く願う新聞記者映画でした〜









神さまの轍 2018 50点

2019-11-26 08:23:57 | 映画


#神さまの轍 2018
50点

ロードレースに夢を抱くも、現実に潰されていく感じ、折り合いをつけていく感じはわかるんですが、
過去パートが長くて萎え

あと障害者の使い方が露骨過ぎて好きになれない
自転車描写、レース描写も全然足りない。凡作

#岡山天音

居眠り磐音 2019 60点

2019-11-25 12:26:07 | 映画


居眠り磐音 2019
60点

江戸での3年間の務めを終え
故郷の大分に帰る松坂桃李...





原作は佐伯泰英さえきやすひで
さんの
全51巻の時代小説


ドラマ版もあってそちらは
山本耕史が主演を務めています

今回の映画化は
超高速参勤交代の
監督本木克英もときかつひで

主演はいま1番油乗ってる俳優の
松坂桃李ということです



居眠り剣法の使い手!
みたいな侍アクションを期待してたんですが

何度かある殺陣
アクションシーンでは
居眠り剣法があまり活かされておらず
というより

戦いにロジックが無かったり
スロー再生みたいなのないので
見せ方が雑でわかりづらかったりと

アクションシーンは非常に残念でした



ほかの
恋愛パートらしきものも
原作読んでないのでなんとも言えませんが

駆け足すぎるというか
唐突だなあと
思っちゃう展開があるので
ちょっとそれも乗れなかったです

もしあの展開にもっていくなら
何かしら具体的な伏線が必要だったと思うんですけどね


あとあと
この作品
為替相場的な金融サスペンスの要素も
あってそれはそこそこ面白いです



アクションは
居眠り剣法感あまりなく

恋愛パートも
唐突すぎて首傾げてしまい

金融サスペンスは
まあそこそこ

といった

あ、あとあと
主人公の幼なじみ
はいくらなんでも
馬鹿すぎると思うんですけど


そこそこな
サムライアクションサスペンス映画でした